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マルコとパパ ダウン症のあるむすことぼくのスケッチブック
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 偕成社 |
| 発売年月日 | 2018/02/07 |
| JAN | 9784035316503 |

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商品レビュー
4.2
7件のお客様レビュー
ダウン症のある息子を向かえた父親のポップで正直なエッセイ風絵本。ある意味テーマは重いが、コラージュとユーモアのあるイラストでするする読める。 『わたしたちのトビアス』はかれこれ50年前の本で、かつ、自ら生んだ母親とよくできた子どもたちにより書かれた"良い子"な...
ダウン症のある息子を向かえた父親のポップで正直なエッセイ風絵本。ある意味テーマは重いが、コラージュとユーモアのあるイラストでするする読める。 『わたしたちのトビアス』はかれこれ50年前の本で、かつ、自ら生んだ母親とよくできた子どもたちにより書かれた"良い子"な本だが、こちらは、自分では生んでいない父親が、”全てを自然に受け入れている妻/母”+”「世界一の弟」をかわいがるいい子の兄”と”妻と第一子の有り様に衝撃を受けながら、「障害児」を受け入れられなかった自分”が自分の心と折り合いをつけていく様を書いている点で、より価値があるというか、参考になる人が多いのではと思う。随所に見られる日常の描写…楽しそうに描いてはいるが、きれいごとではすまない日もたくさんあるんだろうなと想いを馳せた。
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ダウン症のむすこマルコとの日常を、イラストエッセイでつづる本。 人気イラストレーターである著者は、はじめ、障害をもつ息子を受け入れられなかった。「かみさまなぜですか?」という、その正直なせりふに涙がこみあげる。 でも、ママは「なんの」もんだいもなくうけいれた。 そしてマルコが...
ダウン症のむすこマルコとの日常を、イラストエッセイでつづる本。 人気イラストレーターである著者は、はじめ、障害をもつ息子を受け入れられなかった。「かみさまなぜですか?」という、その正直なせりふに涙がこみあげる。 でも、ママは「なんの」もんだいもなくうけいれた。 そしてマルコが生まれたとき8歳だった長男のテオも、はじめから「ぼくのせかいいちのおとうと」といって、マルコをかわいがった。 「ぼくはテオを見た。そのかおは、こうごうしくかがやいていた。それは、マルコがうまれてから、さいしょにぼくが学んだことだった」 ――ここでまた涙。 『家にシロクマがやってきた』では、自閉症のある下の子に両親の気持ちがすべて集中してしまう様子が描かれていたけれど、この本の著者グスティはこう語っている。 「親がきゅうに、うまれた子におおくのエネルギーをそそぐようになって、上の子のことがおろそかになることはありがちだ。 それはうちでもあったとおもう。 だけど、気をつけてバランスをとれば、上の子がほっぽらかされているとかんじないようにすることができる。 マルコのことで、テオはよくぼくらをたすけてくれる。ぼくらが手いっぱいのときいつもたよりになる。 おかげでテオはとてもしっかりしたし、責任感がつよくなった」 エネルギーを子どもたちに公平に分配するのはとても難しくて、わたしも失敗した口だから何も言えないのだけど、物理的に同じだけ時間を割くというようなことよりも、心の向け方とか目のかけかた、感謝やいたわりの言葉なんかがきっと大切なのだろうな。 イラストやコラージュもたのしく、日本語に訳した文章にも、手書き文字やいろいろな書体の文字がセンスよく混ぜられ、ブックデザインとしてもとてもすぐれた本でした。
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ダウン症の息子を待ったアルゼンチンのイラストレーターが描く、息子との日々。 著者グスティは、息子がダウン症であることに初めは少なからずショックを持っていた。しかし、母親である妻はそれも息子は自分の息子と強い。そして、もっとすごいのは兄のテオ。弟が赤でも緑でもピザでも(!?)弟だか...
ダウン症の息子を待ったアルゼンチンのイラストレーターが描く、息子との日々。 著者グスティは、息子がダウン症であることに初めは少なからずショックを持っていた。しかし、母親である妻はそれも息子は自分の息子と強い。そして、もっとすごいのは兄のテオ。弟が赤でも緑でもピザでも(!?)弟だから好き」と揺るがない。父親も真剣に向き合う覚悟ができる。 愛すべきマルコが中心の生活をユーモアたっぷりに描いている。
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