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椿姫 光文社古典新訳文庫

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2018/02/08 |
JAN | 9784334753702 |


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商品レビュー
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フレーズの一つ一つが心に染み渡ってくる。オペラで知っている(オチを知っている)状態でこれほど心を揺さぶってくる作品はなかなか巡り会えない。 恋と哀れみが入り混じって、ある女性のことをずっと考えてしまい、自分の手で守りたいと思う純粋な優しさと、自分のものにしたいという独占欲が爆発...
フレーズの一つ一つが心に染み渡ってくる。オペラで知っている(オチを知っている)状態でこれほど心を揺さぶってくる作品はなかなか巡り会えない。 恋と哀れみが入り混じって、ある女性のことをずっと考えてしまい、自分の手で守りたいと思う純粋な優しさと、自分のものにしたいという独占欲が爆発している状態。マルグリットのような女性に出会ったことも、これに似た大恋愛をしたこともないのだが、アルマンの気持ちが痛いほどわかる。 一方で、マルグリットが嘘をついていると疑い、彼女が困るようなこともしてしまうアルマンの未熟さに苛立ちもした。大量の男を相手する娼婦が、胸の中で本当は何を考えているのかは男性には完全に理解しきれないのだろうが、マルグリットに関しては、一貫して素直に思った事を口にしていたことに気づけたはずだ。 馴れ初めは嫌な感じの印象だったが、再開した時には素直に謝ったし、まだアルマンを愛していない時期には、自分の気持ちはまだわからないことを正直に伝えていた。公爵に嫉妬したアルマンに対しては、嘘はつかず、なぜ公爵との関係を切れないか素直に全て話していた。 唯一アルマンに嘘をついていたのは、アルマンを愛するようになり、アルマンを思いやる時だけだった。借金返済のために、自分の馬や宝石を売ったことを黙っていた時。そして、父親の懇願でアルマンに別れを切り出した時。 アルマンが復讐のためにマルグリットに新しい彼女を見せつけるような仕打ちをしたにもかかわらず、マルグリットにはその魂胆がわかっていて、むしろ今でも自分を愛してくれている証拠だと思って喜んでいたことも、泣けてくる。 読者としては、元凶となったアルマンの父親への怒りが込み上げてきそうなものだが、最終的にお互いに敬意を払っていたことが伝わってくるので、怒ろうにも怒れない。ただただ悲しさだけが込み上げてくる。
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アレクサンドル・デュマの『椿姫』です と言っても『三銃士』や『モンテ・クリスト伯』で有名なアレクサンドル・デュマじゃなくて息子の方です 光文社では作者名はデュマ・フィスとなっていますね フィスはフランス語で息子という意味だそうですが、自分には「大デュマ」「小デュマ」って言い方のほ...
アレクサンドル・デュマの『椿姫』です と言っても『三銃士』や『モンテ・クリスト伯』で有名なアレクサンドル・デュマじゃなくて息子の方です 光文社では作者名はデュマ・フィスとなっていますね フィスはフランス語で息子という意味だそうですが、自分には「大デュマ」「小デュマ」って言い方のほうが馴染みがあります 昔はそう言ってたよね デュマ・フィスなんて小洒落た言い方はしてなかったな〜 はい、まぁ中身ね まぁ、あまりに有名なので今さらなんですが、悲しい!あまりに悲しい! それにしても19世紀のフランスが舞台なのに、もう主人公たちの気持ちが分かる!痛いほど分かる だからもうつらい!苦しい! しっかり哲学的な話込め込めのTheフランス文学!なので苦手な人も多いかもしれないけど、やっぱめちゃくちゃに読みやすいので、フランス文学に興味がある人はここから始めてみてもいいかも
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◆情熱の都パリ、そこで生まれた愛◆ 19世紀中ごろのパリ。高級娼婦マルグリット・ゴーティエは、常に胸元に椿をつけていたことから「椿姫」と呼ばれ、贅沢三昧の日々を送り、心身が摩耗していた。そんな時、アルマン・デュヴァルという青年が彼女に恋をし、アルマンの誠実な愛にマルグリットも次第...
◆情熱の都パリ、そこで生まれた愛◆ 19世紀中ごろのパリ。高級娼婦マルグリット・ゴーティエは、常に胸元に椿をつけていたことから「椿姫」と呼ばれ、贅沢三昧の日々を送り、心身が摩耗していた。そんな時、アルマン・デュヴァルという青年が彼女に恋をし、アルマンの誠実な愛にマルグリットも次第に惹かれ始める。しかし、その幸せはマルグリットの死によって別たれ、物語は彼女が残した最後の手記にて紐解かれる。パリ社交界を舞台とした人気オペラをご堪能あれ。
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