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三人屋 実業之日本社文庫
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三人屋 実業之日本社文庫

原田ひ香(著者)

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三人屋 実業之日本社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 実業之日本社
発売年月日 2018/02/06
JAN 9784408554075

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商品レビュー

3.3

141件のお客様レビュー

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2024/12/12
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※このレビューにはネタバレを含みます

タイトル通り、三人姉妹が朝、昼、夜の時間帯で別々の品を出すお店の話。 朝は三女の朝日、昼は次女のまひる、夜は長女の夜月という様に時間と名前が一致してるのも素敵! 読み始める前の想像では、仲良しの姉妹たちが協力して営んでいるお店で食べ物の暖かい力でお客さんの悩みを解決していくようなグルメ小説かと思っていましたが 姉妹たちは不仲だし、どちらかと言うと店のお客さんの物語を織り交ぜて話が進んでいくのも予想外で面白かったです。 最初の印象では若くて美しく元気な女子大生!という感じの朝日ちゃんも、話が進むにつれて家族にしか見せないドライな面が出てきたりするのがリアルでした。 酉一さんが靖子さんと無言で鍋をつついて理解し合うシーンがとっても好きです。肉屋同士でしか伝わらない世界・・・ 続きも読みます!

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2024/11/19

241119*読了 原田ひ香さんと、料理のかけ合わせはいつもわたしを空腹にさせる。 朝日ちゃんのバターをたっぷり塗ったトーストも食べたいし、まひるさん(自分より年下ではあるが、さんをつけたい)の讃岐うどんもいい。 夜月さんの土鍋で炊き立てのごはんだって。 近所に三人屋があったら...

241119*読了 原田ひ香さんと、料理のかけ合わせはいつもわたしを空腹にさせる。 朝日ちゃんのバターをたっぷり塗ったトーストも食べたいし、まひるさん(自分より年下ではあるが、さんをつけたい)の讃岐うどんもいい。 夜月さんの土鍋で炊き立てのごはんだって。 近所に三人屋があったら、まずはモーニングから訪れるかな。 夜月さんと自分が同い年と思うと、なんとも複雑な思いがしてしまうのだけども。 三姉妹それぞれの個性があって、関係性があって、仲がよくないんだけど、どんな姉妹よりも強固に結ばれているんじゃないかと感じる。 商店街にお店をかまえる常連さんたちも味があっていい。 とある町の、どこにでもいそうな人たちがいきいきと生活していて、時に悩んだり怒ったりしながら、日々を営んでいる。 その描写がしみじみいいなと思う。

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2024/11/16

読み終わってまず思ったことは、「三人屋が近くにあれば毎日通う」 朝のトーストも、昼のうどんも、夜の呑みからの〆も魅惑的。 食事のおいしさの描写はキラキラしてて、すごく魅力的なのに、他の描写は寂れたグレーのイメージが強くて、読み進めてもその色はずっと拭えなかった。 人間の弱さや...

読み終わってまず思ったことは、「三人屋が近くにあれば毎日通う」 朝のトーストも、昼のうどんも、夜の呑みからの〆も魅惑的。 食事のおいしさの描写はキラキラしてて、すごく魅力的なのに、他の描写は寂れたグレーのイメージが強くて、読み進めてもその色はずっと拭えなかった。 人間の弱さや怒りなどが具現化したような三人姉妹の気持ちが分かるわーとなったり、三人姉妹の行動に人間の強さを感じたり。 最後だけ、ちょっと感じてたグレーが晴れる気がして、結局三人姉妹に元気付けられた気がするな。

Posted by ブクログ