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マイタの物語 フィクションのエル・ドラード
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 水声社 |
| 発売年月日 | 2018/01/25 |
| JAN | 9784801002661 |
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マイタの物語
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商品レビュー
3.7
4件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
バルガス=ジョサ本人らしき小説家が登場するメタフィクション。主人公は歴史の真実からはかけ離れた人物としてマイタを描こうとする。しかし、左翼の英雄・マイタを追って、マイタを知る者に話を聞いていっても、歴史認識にはイデオロギーという色眼鏡が介在しているだけではなく、そもそも歴史の真実を同定できるほど矛盾なき証言など存在しない。そのため、小説がフィクションである以前に歴史自体がフィクションにとどまってしまう。そのことがこの小説のテーマなのだろう。それはいいけれど、ジョサのホモフォビア=マチズモには常に困惑する。
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失敗した革命家の姿を様々な証言を通して浮かび上がらせる構成で読ませていくバルガス・リョサ。 証言は時間の経過と自己正当化で少しずつ食い違っていく中真実は何処にあるのか…と思いながらラストはそういうオチか。 ペルーのスラムの街灯下にやるせなさが嗚呼。 しかし「インターナショナル...
失敗した革命家の姿を様々な証言を通して浮かび上がらせる構成で読ませていくバルガス・リョサ。 証言は時間の経過と自己正当化で少しずつ食い違っていく中真実は何処にあるのか…と思いながらラストはそういうオチか。 ペルーのスラムの街灯下にやるせなさが嗚呼。 しかし「インターナショナル」ぐらい歌えなきゃな。
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ペルー一地方の小規模な反乱をモチーフにした長編。原書が刊行されたのは30年(!)ほど前になるそうで、ほぼ邦訳が刊行されているバルガス=リョサの作品としては『埋もれていた』と言えるのではないか。 本書から感じられるのは、言うなれば『無常観』のようなもので、本国でどういう需要のされ方...
ペルー一地方の小規模な反乱をモチーフにした長編。原書が刊行されたのは30年(!)ほど前になるそうで、ほぼ邦訳が刊行されているバルガス=リョサの作品としては『埋もれていた』と言えるのではないか。 本書から感じられるのは、言うなれば『無常観』のようなもので、本国でどういう需要のされ方をしたのかは解らないが、何というか、『虚しさ』が根底に強く流れているような気がする。 ところで、『ジョサ』の方がより原語の発音に近い……というのは知られた話だろうとは思うのだが、出来れば『リョサ』表記にして欲しい。こういうのは下手に混在させる方がややこしいんじゃないのかなぁ……。
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