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物事のなぜ 原因を探る道に正解はあるか
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物事のなぜ 原因を探る道に正解はあるか

ピーター・ラビンズ(著者), 依田光江(訳者)

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物事のなぜ 原因を探る道に正解はあるか

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 英治出版
発売年月日 2018/01/11
JAN 9784862761897

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物事のなぜ

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商品レビュー

4.8

5件のお客様レビュー

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2019/01/16

二読、三読の価値がある本ではないだろうか。 因果関係をどう解明し、説明するか。 現在ではそれぞれの学問の流儀により、違うアプローチを取っている、のだろう。 因果性には複数の意味があり、状況や文化によりその意味も変わってしまう。 因果関係がそのようなものであるということを踏まえ、...

二読、三読の価値がある本ではないだろうか。 因果関係をどう解明し、説明するか。 現在ではそれぞれの学問の流儀により、違うアプローチを取っている、のだろう。 因果性には複数の意味があり、状況や文化によりその意味も変わってしまう。 因果関係がそのようなものであるということを踏まえ、本書はいくつかある方法論を精査し、「三面モデル」という多元モデルにまとめ上げた。 その三面とは、概念モデル、分析レベル、論法モデルだ。 その問いに応じどのモデル、どの手法を使うか、判断していくというのだ。 現在は実証科学でないのに仮説検証型モデルで語ることを求められがちだ。 政治やビジネスで「エビデンスに基づいた議論」が称揚されるのも、そう。 本書を読んでいくと、問題の性質を問わず検証型を採るナンセンスさに思い至る。

Posted by ブクログ

2018/08/29

レビューはブログにて https://ameblo.jp/w92-3/entry-12401123043.html

Posted by ブクログ

2018/03/17

物事のなぜ ピーター・ラビンズ著 複数の視点で解く因果関係 日本経済新聞 朝刊 読書 (31ページ) 2018/3/17 2:30  「なぜ?」と問うのは子どもだけではない。一流の科学者もまたさまざまな現象を前に「なぜ?」と問うことから出発する。この世界は原因と結果の連鎖から成り...

物事のなぜ ピーター・ラビンズ著 複数の視点で解く因果関係 日本経済新聞 朝刊 読書 (31ページ) 2018/3/17 2:30  「なぜ?」と問うのは子どもだけではない。一流の科学者もまたさまざまな現象を前に「なぜ?」と問うことから出発する。この世界は原因と結果の連鎖から成り立っており、そのメカニズムを知れば、あらゆる物事の予測が可能と信じているからだ。  だが、原因と結果の結びつき、すなわち因果関係の解明は一筋縄ではいかない。七年前の福島原発事故では、そのため「想定外」という責任放棄の言葉が飛び交った。本書の主題は、その因果概念の探究である。原書の副題は「科学、医学、人生における因果性」、考察範囲は自然科学から歴史、哲学、宗教までと幅広い。  結論を先取りすれば「普遍的かつ唯一の因果性モデルはない」というのが本書の立場である。著者は「真の因果メカニズムなるものは存在するのか?」と問い、「答えはノーだ」と断言する。つまり、「完璧な知識」を得ることは不可能だが、諦める必要はない。研究を重ねることで予測の精度を上げることは十分に可能なのだ。  そのために著者は「複数の手法を活用し、複数の視点を持つこと」を推奨する。具体的には本書で展開されている「三面モデル」である。第一面は因果関係の論理を示す三つの概念モデル(断定型、確率型、創発型)、第二面はアリストテレスに倣った四つの分析レベル、そして第三面は原因の情報を得るための三つの論法(検証型、叙述型、信仰型)からなる。  この三面モデルを駆使して、著者は「喫煙と肺がん」などの身近な事例からプレート・テクトニクス理論など高度な科学理論まで、そこに複雑に絡みついている因果の糸を丹念に解きほぐす。著者は精神科医とのことだが、該博な科学知識は驚嘆に値する。  論法については、「検証型」の自然科学であれ「叙述型」の人文学であれ、「共通しているのは、正確な事実を土台とし、組み上げた解釈が正しいことを人に説明する際に、修辞的技法を用いている」ことが指摘される。つまり、理系と文系をきっぱり分けることは、現実的ではないということだ。  豊富な具体例の説明も明確でわかりやすく、第一級の科学啓蒙書といってよい。翻訳もそれに劣らず明快であり、一読を勧めたい。 《評》東北大学総長特命教授 野家 啓一 原題=THE WHY OF THINGS (依田光江訳、英治出版・2700円) ▼著者は精神科医、米ジョンズ・ホプキンス大老年精神医学・神経精神医学部長。

Posted by ブクログ