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すべての新聞は「偏って」いる ホンネと数字のメディア論
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すべての新聞は「偏って」いる ホンネと数字のメディア論

荻上チキ(著者)

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すべての新聞は「偏って」いる ホンネと数字のメディア論

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 扶桑社
発売年月日 2017/12/01
JAN 9784594078706

すべての新聞は「偏って」いる

¥220

商品レビュー

4.1

17件のお客様レビュー

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2023/08/30

独自に収集したデータが興味深かった。 特に各紙の書評欄についての考察。 仕事で、本の紹介リーフレットを作る際の参考になります。

Posted by ブクログ

2022/04/27

全国紙5紙のスタンスの違いを、紙面にコメントを掲載する学者の顔ぶれや憲法条項の言及数などによって定量化している点が興味深い。どの新聞を読むかによって、その人の思想は自ずと変わるだろうことは容易に想像できる。 新聞にコメントが掲載される社会学者(1993年~2016年)は、各紙と...

全国紙5紙のスタンスの違いを、紙面にコメントを掲載する学者の顔ぶれや憲法条項の言及数などによって定量化している点が興味深い。どの新聞を読むかによって、その人の思想は自ずと変わるだろうことは容易に想像できる。 新聞にコメントが掲載される社会学者(1993年~2016年)は、各紙とも山田昌弘、上野千鶴子、橋爪大三郎が多く、朝日新聞では小熊英二、宮台真司も多い。政治学者(1993年~2017年)については、五百旗頭真、御厨貴が各紙に登場するが、中西輝政は産経に、姜尚中、山口二郎、中島岳志、加藤陽子は朝日・毎日に頻出する。 憲法条項の言及数(1993年~2015年)を比較すると、毎日・朝日では14条 (法の下の平等)、21条 (表現の自由)、24条 (両性の平等)、25条 (生存權)が多く、産経では1条 (天皇)、9条 (戦争の放棄)が多い。読売では24条 (両性の平等)が少ない他は平均的で、日経では96条 (憲法改正)、9条 (戦争の放棄)の他は少ない。 デモ実施の報道の数については、テーマよりも報道数の合計が毎日、朝日に比べて読売は4割程度、日経、産経は5分の1程度と異なり、民主主義に対する姿勢を反映しているように思える。 読売新聞:明治7年創刊。 朝日新聞:明治12年創刊。 毎日新聞:明治5年に東京日日新聞として創刊(日本で最初の日刊紙)がルーツ。昭和18年に毎日新聞。 日本経済新聞:明治9年に三井物産内で中外物価新報として創刊。中外商業新報、日本産業経済を経て、昭和21年に日本経済新聞。 産経新聞:昭和8年に日本工業新聞として創刊。産經時事、産業經済新聞を経て、昭和33年に産経新聞。

Posted by ブクログ

2021/11/25

発売当初、書店の平積みで見かけて気になっていたもの。そのまま何となく読む機会を逸してしまっていたのだけど、この度”みらいめがね”で荻上作品に触れて、これは読む価値ありだな、ってことで改めて入手。メディアに中立性を求めたくもなるけど、偏りがあることはもちろん自明。その記事内容とか、...

発売当初、書店の平積みで見かけて気になっていたもの。そのまま何となく読む機会を逸してしまっていたのだけど、この度”みらいめがね”で荻上作品に触れて、これは読む価値ありだな、ってことで改めて入手。メディアに中立性を求めたくもなるけど、偏りがあることはもちろん自明。その記事内容とか、取り上げる話題を検証して、偏りの方向を見える化してくれてる点が本書の魅力。書かれているように、複数を読み比べられると一番良いんだけど、なかなかそうもいかず、となるとどれを選ぼうかな、っていう問いに、ある程度自分なりの答えは出た感じ。次の新聞選びの参考に。

Posted by ブクログ

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