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道標 東京湾臨海署安積班
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 角川春樹事務所 |
発売年月日 | 2017/12/02 |
JAN | 9784758413145 |
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道標 東京湾臨海署安積班
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商品レビュー
3.6
21件のお客様レビュー
前に安積班のレビューに安積のキャラクターを成形するのに外側からの視点つまり他の登場人物からの視点をたくさん提示することで達成しているというようなことを書いたんですが 今回はそれに時間という縦軸を加えた感じ 安積の周りにある円をギューっと狭めていたのに対して螺旋を辿っていくとその...
前に安積班のレビューに安積のキャラクターを成形するのに外側からの視点つまり他の登場人物からの視点をたくさん提示することで達成しているというようなことを書いたんですが 今回はそれに時間という縦軸を加えた感じ 安積の周りにある円をギューっと狭めていたのに対して螺旋を辿っていくとその先に安積がいるみたいなイメージです そしてこの外からの視点で安積のキャラ付をすることで周りの人間の安積に対する信頼や尊敬がわかりやすく感じられるとともに安積を中心とした円のなかに登場人物が配置され全体の一体感が演出されていると思うのです よって今回も安心して読めるのです 安積と臨海署の面々の絆が強固であることに何の疑念もなく読み進められるのです (そろそろその絆にヒビが入るようなとんでもない長編が来そうですね逆に、安積と須田が対立し実はそのどちらにも深い信頼を寄せる村雨が間でおろおろするなんて面白そうそして速水だけは泰然自若みたいなね) ただ今回はマイナス点が1つ 最後の短編の題名がずばり『家族』なんですよね 話の雰囲気や登場人物たちのやり取りで家族って思わせるのが粋なんじゃん もう!無粋だわ〜w
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2021/07/03読了 #今野敏作品 東京湾臨海署の強行犯係に起きる 事件の短編集。 仕事に対して熱い安積係長の影響で 署内のメンバーが成長し、 家族のようなチームが作られていく。 ストーリーも明快で面白い。
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短編にして、安積をはじめとした各登場人物のいままで触れられてこなかった過去のストーリー、いわば”エピソード0”的な位置づけの内容になっています。 これを読むと、安積と速水の関係や村雨に対する安積の態度、鑑識の石倉係長がなぜ安積からの依頼に対して最優先で対応してくれているのか、な...
短編にして、安積をはじめとした各登場人物のいままで触れられてこなかった過去のストーリー、いわば”エピソード0”的な位置づけの内容になっています。 これを読むと、安積と速水の関係や村雨に対する安積の態度、鑑識の石倉係長がなぜ安積からの依頼に対して最優先で対応してくれているのか、など日頃の態度の裏側にあったものが明らかになります。 予めここまで考えていた内容なのか、本作を書くにあたり考え出された内容なのかはわかりませんが、こういったバックボーンがあることで各キャラクタの特性が引きたち、物語にも奥行きがもたらされることなろうというもの、いや、さすが今野敏です。 それにしても今日の”安積”は本人がもともと持っていた志や資質もありますが、三国をはじめとする数々の人たちとの出会いが大きく影響していることがわかります。 本シリーズを深く知りたい場合に、既出の「安積班読本」とあわせて読みたい一冊です。
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