道標 東京湾臨海署安積班 の商品レビュー
前に安積班のレビューに安積のキャラクターを成形するのに外側からの視点つまり他の登場人物からの視点をたくさん提示することで達成しているというようなことを書いたんですが 今回はそれに時間という縦軸を加えた感じ 安積の周りにある円をギューっと狭めていたのに対して螺旋を辿っていくとその...
前に安積班のレビューに安積のキャラクターを成形するのに外側からの視点つまり他の登場人物からの視点をたくさん提示することで達成しているというようなことを書いたんですが 今回はそれに時間という縦軸を加えた感じ 安積の周りにある円をギューっと狭めていたのに対して螺旋を辿っていくとその先に安積がいるみたいなイメージです そしてこの外からの視点で安積のキャラ付をすることで周りの人間の安積に対する信頼や尊敬がわかりやすく感じられるとともに安積を中心とした円のなかに登場人物が配置され全体の一体感が演出されていると思うのです よって今回も安心して読めるのです 安積と臨海署の面々の絆が強固であることに何の疑念もなく読み進められるのです (そろそろその絆にヒビが入るようなとんでもない長編が来そうですね逆に、安積と須田が対立し実はそのどちらにも深い信頼を寄せる村雨が間でおろおろするなんて面白そうそして速水だけは泰然自若みたいなね) ただ今回はマイナス点が1つ 最後の短編の題名がずばり『家族』なんですよね 話の雰囲気や登場人物たちのやり取りで家族って思わせるのが粋なんじゃん もう!無粋だわ〜w
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2021/07/03読了 #今野敏作品 東京湾臨海署の強行犯係に起きる 事件の短編集。 仕事に対して熱い安積係長の影響で 署内のメンバーが成長し、 家族のようなチームが作られていく。 ストーリーも明快で面白い。
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短編にして、安積をはじめとした各登場人物のいままで触れられてこなかった過去のストーリー、いわば”エピソード0”的な位置づけの内容になっています。 これを読むと、安積と速水の関係や村雨に対する安積の態度、鑑識の石倉係長がなぜ安積からの依頼に対して最優先で対応してくれているのか、な...
短編にして、安積をはじめとした各登場人物のいままで触れられてこなかった過去のストーリー、いわば”エピソード0”的な位置づけの内容になっています。 これを読むと、安積と速水の関係や村雨に対する安積の態度、鑑識の石倉係長がなぜ安積からの依頼に対して最優先で対応してくれているのか、など日頃の態度の裏側にあったものが明らかになります。 予めここまで考えていた内容なのか、本作を書くにあたり考え出された内容なのかはわかりませんが、こういったバックボーンがあることで各キャラクタの特性が引きたち、物語にも奥行きがもたらされることなろうというもの、いや、さすが今野敏です。 それにしても今日の”安積”は本人がもともと持っていた志や資質もありますが、三国をはじめとする数々の人たちとの出会いが大きく影響していることがわかります。 本シリーズを深く知りたい場合に、既出の「安積班読本」とあわせて読みたい一冊です。
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4.3 面白かった。 安積の若い頃の話を読んで、思っていた以上に熱い奴だったんだなと、ますます好きになりました。 他の安積班面々のサイドストーリーもあり、より安積班に愛着が湧いちゃいました。 あとは黒木と速水の話を読みたいですね。 水野の安積班に来る前の話とかも。
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安積班と速水さんの昔の話 どんな風に絆ができたのかがわかった。 須田さんの話がよかったです。(((^^;)
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短編。安定の面白さ。村雨さんが少し不憫に思うけど、彼は間違いなく優秀なので、もっと活躍してほしい。須田さんばかりが良く書いてあるような気がしてきた…多分、須田さん実は優秀、というストーリーを読み慣れすぎたんだと思う。このシリーズ最新刊目前まで来ました。長かった。あとは最新刊の予約を待つばかり。
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東京湾臨海署安積班シリーズの短編集。 「初任教養」安積、速水の教場時代を同級生の視点で 「捕り物」安積の中央署地域課警察官時代を上司の視点で 「熾火」安積の目黒署刑事なりたての時代を上司の三国の視点で 「最優先」安積の東京湾臨海署新任時代を初面識の鑑識官石倉の視点で 「視野」「最優先」と同じ事件を部下の大橋の視点で 「消失」須田を村雨の視点で 「みぎわ」村雨を安積視点で 「不屈」須田の教場時代から配属はじめまでを同期の水野の回顧視点で 「係長代理」安積の留守に代理する村雨を自分視点で 「家族」安積を水野支店で の10編収録 シリーズのファンとしては、短編集ながらも安積を始めとして登場人物たちの過去が描かれていてたまらないです。
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シリーズ12作目だが、新作と云うよりサイドストーリ。各メンバーの過去の話が散りばめられている。ハンチョウ、いいなあ~
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安積班シリーズ。短編。 寄せ集めの短編集みたいな感じなので、事件モノとしては少々物足りないが、若い頃の安積が垣間見れ、それが見事に安積らしいとても清々しい警察官の姿があって、最後まで気持ち良く読むことが出来た。癖のあるドロドロとした刑事ばかりの警察小説もいいけど、安積班シリーズ...
安積班シリーズ。短編。 寄せ集めの短編集みたいな感じなので、事件モノとしては少々物足りないが、若い頃の安積が垣間見れ、それが見事に安積らしいとても清々しい警察官の姿があって、最後まで気持ち良く読むことが出来た。癖のあるドロドロとした刑事ばかりの警察小説もいいけど、安積班シリーズを始めとする今野先生の警察小説は私の清涼剤です。
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安積警部補シリーズ 第18弾 ベイエリア分署復活編 第11弾 安積の初任科から現在までの短編10作。 ・初任教養 ・捕り物 ・織火 ・最優先 ・視野 ・消失 ・みぎわ ・不屈 ・係長代理 ・家族 安積と速水の初任科での出来事から、鑑識係・石倉との出...
安積警部補シリーズ 第18弾 ベイエリア分署復活編 第11弾 安積の初任科から現在までの短編10作。 ・初任教養 ・捕り物 ・織火 ・最優先 ・視野 ・消失 ・みぎわ ・不屈 ・係長代理 ・家族 安積と速水の初任科での出来事から、鑑識係・石倉との出会い、須田、村雨とのエピソードなど、これを読めば、なんとなく安積シリーズの魅力が解る1冊。 警察小説だけど、登場人物がみんな魅力的。 次はどんな事件が待っているのかな?
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