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本物の読書家
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2017/11/24 |
| JAN | 9784062208437 |
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本物の読書家
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商品レビュー
3.6
12件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
表題作は老人ホームに大叔父をつれていく主人公と電車内で出会った紳士とかわす読書に関する会話が中心となる。叔父が川端康成と関係があることを主人公は奥の手として隠しながら会話しているが、相手も何かを隠し持っていそう。読書に対する姿勢を舞台にした知的バトルのようで、なかなか面白い。「未熟な同感者」は「十七八より」から「二十四五」へと続く作品。教授が講義中に自慰をする噂とかなかなかしびれるものがあるが、それが何を意味しているのか読み解けなかった。間村季那の立ち位置も理解できず、結論としては難しい作品だった。
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乗代さんの本を全部読もうと思い、2冊目。中編二つあるが、特に「未熟な同感者」にぐっとくる。書くこと、読むこと、がテーマになるのはいつもなのだろうか。サリンジャー、ボヴァリー夫人、など引用されつつゼミが舞台で、文系ゼミの鬱屈と楽しさを思い出す。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
川端康成の『片腕』を代作した大叔父上を老人ホームに送ろうとする『本物の読書家』、サリンジャーを読むゼミでの怪しい教授と美少女を描く『未熟な同感者』。どちらも教養溢れてすごいけれど、後者は「書く」こと「読む」ことの意味を哲学的に考察するような文章の引用が多くて論文みたいで難しかった。頭を手淫して文章を射精させる。
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