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ボックス21 ハヤカワ・ミステリ文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2017/11/22 |
JAN | 9784151821547 |
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商品レビュー
4.4
15件のお客様レビュー
グレーンス警部シリーズ第二作。リトアニアから騙されて売られた売春婦が、病院の遺体安置所に人質とともに立てこもる。社会に対する怒りや悲しみに満ち、気持ちを揺さぶられる小説だ。 北欧ミステリー独特の暗さや残酷さ、濃厚な人間模様も味わって読んでほしい。
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※このレビューにはネタバレを含みます
「制裁」以上に、夢中になって読んだ。 満員電車に乗るのが全く苦にならないほど。 なんだったら、この本が読めるから電車に乗るのが待ち遠しかったほど。 恋人(だったのか?本当に)に裏切られ、船内で殴られた瞬間に希望が粉々に打ち砕かれ、自分の身体が自分のものではないと思いながら、絶望の日々を過ごすリディアを思うと、胸が締め付けられる。 リディアの命とプライドを賭けた立て篭もり、真実が白日の元に晒されて欲しかった。 彼女の心が壊れることと引き換えに保持していた「ボックス21」、このタイトルにも胸打たれる。 しかもこの売春斡旋はフィクションではない。 こんなに辛すぎる思いをする女性は、この世にただの1人もいてほしくない。 そしてラスト3行の衝撃。 「だからコイツやって言ってたやん」と誰にともなく独り言。分かってはいたもののやはり衝撃。
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グレーンス刑事シリーズ第二弾。 相変わらず重く、苦しく、辛い、だけどずっと読んでいたい。そんなザ・北欧小説という感じ。 売春斡旋業者から大怪我を負いながらも逃げ出した女が、病院の死体安置所に人質を取って立て篭もる。要求はグレーンス刑事の親友と話をすること。なぜ人身売買により他国から売られた女が、立てこもり事件を起こすのか。一方、グレーンス刑事の恋人が脳に障害を持つきっかけとなった事故。その事故を誘引した犯罪者が刑期を終え出所することに。。。 今作も2部構成。売春婦リディアが起こした立て篭もり事件の顛末と、そのことで明らかとなったある真相をめぐる二人の刑事の苦悩が描かれる。 真相については途中でなんとなく察することができる。ラストについても同様。ただ、物語の構成が素晴らしく、読んでいても全く飽きがこない。 救いはなく。希望も叩き折られる。だけど、素晴らしい小説。 ボックス21とは何か。題名もとても秀逸。
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