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鬼平犯科帳 決定版(23) 特別長篇 炎の色 文春文庫
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鬼平犯科帳 決定版(23) 特別長篇 炎の色 文春文庫

池波正太郎(著者)

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鬼平犯科帳 決定版(23) 特別長篇 炎の色 文春文庫

定価 ¥759

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2017/11/09
JAN 9784167909659

鬼平犯科帳 決定版(23)

¥440

商品レビュー

4.3

12件のお客様レビュー

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2025/12/28

池波正太郎の連作時代小説『決定版 鬼平犯科帳 特別長篇 炎の色〈23〉』を読みました。 『新装版 鬼平犯科帳 特別長篇 迷路〈22〉』に続き、池波正太郎の作品です。 -----story------------- 夜鴉が無気味に鳴くのを聞いた翌日、おまさは旧知の盗賊・峰山の初蔵...

池波正太郎の連作時代小説『決定版 鬼平犯科帳 特別長篇 炎の色〈23〉』を読みました。 『新装版 鬼平犯科帳 特別長篇 迷路〈22〉』に続き、池波正太郎の作品です。 -----story------------- 夜鴉が無気味に鳴くのを聞いた翌日、おまさは旧知の盗賊・峰山の初蔵に声をかけられた。 「頼みがある。荒神の二代目に力をかしてもらいたい。  二代目は女だ。先代の隠し子さ」 ―荒神の先代にかわいがられたおまさの心が騒いだ。 …平蔵の亡父の隠し子と盗賊の隠し子がからんで、事件のいとは段々ほぐれて行く。 期待の長篇。 ----------------------- 文藝春秋が発行する月刊娯楽小説誌『オール讀物』に1984年(昭和59年)12月号から1987年(昭和62年)1月号に連載された後1993年(平成5年)に刊行された作品……実在の人物である火付盗賊改方長官・長谷川平蔵を主人公とする捕物帳、鬼平犯科帳シリーズの第23作です。  ■隠し子  ■炎の色   ・夜鴉の声   ・囮   ・荒神のお夏   ・おまさとお園   ・盗みの季節   ・押し込みの夜 テレビドラマでもお馴染みの鬼平犯科帳シリーズ……原作となる小説も面白いです! シリーズ23作目は短篇『隠し子』と4作目の長篇『炎の色』が収録されており読み応えがありましたね。 謹厳実直な亡父・長谷川宣雄の隠し子が出現……平蔵は、腹違いの妹・お園を妙に気に入り、お園のためにひと肌脱ぐ(「隠し子」)、、、 夜鴉がしきりに鳴いた翌日、おまさは旧知の盗賊・峰山の初蔵に声をかけられる「新しい荒神のお頭を手伝ってもらいたい。2代目は女だ。先代の隠し子さ」……2代目の首領を継いだ女盗賊・お夏に気に入られた密偵おまさと、平蔵の役宅で働くようになったお園、平蔵の配下の女性2人の活躍がめざましく、ときに妖しい(「炎の色」)、、、 お園の出現に、新たなる物語の始まりの予感。 平蔵の亡父の隠し子・お園、そして女盗賊・荒神のお夏という新しい女性像が物語を揺さぶり、密偵おまさの存在感も際立つ作品でした……この3人の女性キャラクターが物語の中心に据えられていることが特徴で、お園の明るさ、お夏の妖しさ、おまさの揺らぎ、という三者三様の炎の色が重なる展開が印象的でしたね、、、 特にお夏の存在感は強烈で、おまさが彼女に惹かれ、善悪の境界が曖昧になる瞬間があり、そこに人間の感情の複雑さを感じましたね……面白かったです。 平蔵を取巻く登場人物の存在感も幅広く、関係性も濃くなり、それぞれの人間味に深みがでてきて、巻が進むに連れてどんどん面白くなっていきますね……残りは最終作の第24作を読もうと思います。

Posted by ブクログ

2025/06/15

▼一冊丸ごとの特別長編「炎の色」。なんですが、大まかは前半と後半で二つの話。 そして、個人的には「鬼平」「剣客」の特別長編の中でいちばん好きでした。 (「梅安」は割とすぐに、シリーズそのものが連作短編ではなくなるので、ちょっとカテゴリが違いますね) ▼前半は、「鬼平に、今ま...

▼一冊丸ごとの特別長編「炎の色」。なんですが、大まかは前半と後半で二つの話。 そして、個人的には「鬼平」「剣客」の特別長編の中でいちばん好きでした。 (「梅安」は割とすぐに、シリーズそのものが連作短編ではなくなるので、ちょっとカテゴリが違いますね) ▼前半は、「鬼平に、今まで知らなかったが、腹違いの妹がいた」というお話。 (以下ネタバレ) ・古老が妹がいることを告げに来て ・その妹は男勝りに居酒屋をひとり切り盛り ・その妹に悪い奴が絡んできたので ・鬼平が助けて自家の女中さんにしてあげる(「妹」とは明かさない) というのが前半です。 ▼後半は、よくあるパターンですが、きっかけは「密偵おまさ」です。 (通読してみて分かるのは、つまり池波さんは「おまさ」が大好きでたまらないということですね。真田太平記の「お江」と同じで、脇役なんだけど、作者愛情的には完全にナンバーワンです) ・おまさがかつての盗賊仲間に声をかけられて ・当然、まだ現役の盗賊のふりをして仲間に入り ・そこからじわじわ鬼平たちが調べて、最後はみんなお縄にしました というよくあるパターンなんですが、趣向があって。 ・女性の、盗賊首領が出てくる。それがまだ色気のあるイイ女で、 ・その女盗賊がどうやら同性愛者で、おまさに惚れて良い寄る。 という趣向です。 それからもう一つの趣向は、 ・この後半の事件で、前半に出てきた「鬼平の妹」が、盗賊改めの一員として活躍する。 ・そして盗賊改めのレギュラーと添うことになる。 というもの。 ▼この二つの趣向以外は、実は連作短編の世界観とあまり変わりません。そこが個人的には「いちばん好き」な理由だと思います。  なぜだか、「鬼平」も「剣客」も、特別長編になると、悪役がものすごく強く、凶悪になる(笑)。  従って、ひとがいっぱい死ぬ(笑)そうぢゃないと「悪役強いぞ」感が出ない。  そして主人公にとにかく死の危険が押し寄せる(笑)。 ▼というのがパターンで、なんかこう、「暢気さ」みたいなものが無くなりますね。でも実は池波さんの勧善懲悪ヒーローものは、その「暢気さ」が大きな魅力のひとつなのです。だって、少なくとも悪い奴と肉体的に戦う段になれば、「絶対負けない、絶対死なない」のだから(笑)、リアリズム的なストレスとは無縁で、それが魅力。 ▼「梅安」の場合はちょっと違いますが。主人公そのものが、ときには罪のない人でも殺してしまうという「殺し屋稼業」なので、そこの胃のもたれ具合はあります。だから、あんまり分量を書けなかったんぢゃ無いかと。まして、途中から完全に連作短編では無くなり、「殺し屋から足を洗おうとする梅安と、それを許さない闇社会」のやりあいになってしまう。つまり「カムイ外伝」方式とでも言いますか。 ▼というわけで、「炎の色」はそのあたりのバランスが程よかったです。そして、女盗賊首領のキャラも楽しくて。捕まらずにこの話は終えているので、池波さんが生きていたら、きっと「新宿鮫シリーズ」の「悪役・仙田」みたいに、彼女であと何冊か書いてたんだろうなあ。

Posted by ブクログ

2025/01/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

池波正太郎鬼平犯科帳シリーズの19巻 池波正太郎にハマったので仕方ない(^^;;; 読み始めると止まらないシリーズもあと1巻 最後まで読み続けます。

Posted by ブクログ