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殺戮にいたる病 新装版 講談社文庫

我孫子武丸(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2017/10/13
JAN 9784062937801

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商品レビュー

4.1

720件のお客様レビュー

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2024/05/08
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※このレビューにはネタバレを含みます

殺人犯蒲生稔。 息子が殺人犯ではないかと疑いを深めていく主婦雅子。 刑事を定年退職し、妻を乳がんで亡くし抜け殻のような日々を明るく樋口。 3人の視点で物語は進んでいく。 稔は気に入った女子大生をホテルに誘い殺害、死姦してから、これこそ真実の愛である、女は男を一方的に受け入れ何も動かず声も発せず…。 それ以来、彼の思う真実の愛を実行するため、1ヶ月に一度のペースで女性を探し殺害していく。 殺害や死体を解体するときの描写がおぞましすぎて…文字なのに血の匂いやどろっとした血の感じが伝わってくるようで、読みながら何度か口をおさえた。 死体の一部を持ち去る事件が近年も起きたが、そういうことなのだろうか…と、邪推してしまった。 稔は何者なのか?ということについては、私は初見ですぐにわかってしまって…その視点で読めば違和感なく読めるし、他方でそれに気付かず稔=雅子の息子というミスリードに乗っかって読めば、そうとしか読めなくなる。騙し絵のような上手い叙述トリックだなぁと思う。 叙述トリックの最高峰!名作!と呼ばれているのも納得。 ただ、こういうのはどうしても真実に気付きやすいんだよな。だから「うわー!だまされた!」感が私にはなくて、それが残念でした。だまされたかった。 個人的に、稔がここまでの性的倒錯者になったきっかけがずっと気になっていた。 たまたま女子大生を殺害してしまって目覚めた…というわけではなく、幼い頃、両親の性交を目撃し、その後昼寝している母の股間を触ろうとしていたところ、父からぶっ飛ばされて罵倒された、という経験が根底にある様子。 昼寝して動かない母=動かない死体に興奮。ってこと? そんなことあるんかいな…。 性的に倒錯したものを抱えていても、問題なく社会生活を送っていたり、外面は良かったり…という犯罪者もいる(小児性愛とかに多いイメージ)。稔も、ターゲット女性にスマートに近づいたり、職業からしても問題なく社会生活を送れてる人だったはずなんだけど、この本の稔からは社会性が全く伺えないんだよなぁ。 妻からもいないものと扱われてて、家族生活としてもうまくいってないし。 事件を隠そうという意図もあまり感じられなかった。 シリアルキラーと、真っ当な社会人としての外面とのギャップみたいなものも、もう少し欲しかったな。

Posted by ブクログ

2024/05/07

途中までは、あ〜こういう系ね、と。 最後の章で、えーー!嘘だ!と、ひっくり返りました。 それからもう一回再読。 あ、あぁ確かに…どうして気づかなかったんだろう、と思いました。 面白かったです。

Posted by ブクログ

2024/05/06

最後まで読んで、茫然とした… 頭の整理が追いつかず、もう一度1ページからペラペラと読み直して、自分が最初の1ページ目からずっと騙され続けながら読んでいたことに気づいた時はゾッとした 確かに時々読む中でなんとなく違和感があったがあまり気にせずに読んでた その違和感をメモして掘り下げ...

最後まで読んで、茫然とした… 頭の整理が追いつかず、もう一度1ページからペラペラと読み直して、自分が最初の1ページ目からずっと騙され続けながら読んでいたことに気づいた時はゾッとした 確かに時々読む中でなんとなく違和感があったがあまり気にせずに読んでた その違和感をメモして掘り下げて読んでたらもう少しトリックにハマらず読んでられたかもしれないが、殺人の描写がグロすぎてそんなこと悠長にメモなんかしてる暇なかった 稔、雅子、樋口の三人の視点でゆっくりと話が進んでいく 十章構成になっていて、最後の十章は分単位で話が進みドキドキが止まらなかった 話が分かった状態で再読したい 伏線を回収したい でも、もうグロすぎて、勇気がないです 次は心落ち着く優しいストーリーの本を読まなきゃ…

Posted by ブクログ

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