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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2017/09/22 |
JAN | 9784041060506 |
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商品レビュー
4
16件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
宇佐美まことさん、単著 初。 どの短編も読み応えがあった。 図書室に纏わる怪異が2作もあって嬉。 『夏休みのケイカク』が一番好き 本気で相手を殺したいほどの恨みが芽生えたならば、その実現を後押ししてくれる怪異が、存在しても許されるのではないか そう思うストーリーが多かった。 母に殺された三つ子の三男 父の不倫相手 尽くした自分を裏切った教授=上司 母代わりの女を捨てた男 性加害者(『犬嫌い』胸糞) うだつの上がらない夫 夫の不倫相手(子を誘拐) そして「あ、こいつか」「あ、主人公自身がそもそも不幸だったんか」のオチというか結末のどんでん返し的なものがどの話にもあってやはり秀逸(この構成がストーリーテリングの王道なんだろうな) 周囲の人間のことはよく見えるが自分自身のことは見えてないってやつかな 哀惜、憐憫といった灰色の気体が各話を覆っているような感覚 最終話、バイク事故は自分が望んだ(弟が先天性の下肢欠損)ことを幽霊になった女が叶えてくれた結果だった。それで事故の原因ともいえる後ろから走ってきていた男とも友人になれたのか
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心の隙間にある暗闇を描き出す怪奇な短編9話。どれもひっそりとしたホラー感が出ていて面白く読んだ。切なさもあり苦しさもある。「悪魔の帽子」「左利きの鬼」「湿原の女神」が好みですが、特に「湿原の女神」はジーンと心に響きました。
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なんとも読み応えのある短編集だった。全編仄暗い雰囲気が漂う、ゾクっとするようなホラーでした。一つ一つが濃すぎてちょっと読み進める毎に頭の中がその話でいっぱいになってしまう。他の話に比べると印象の薄い話もいくつかあったけど大満足の読み応え。 幽霊や神や得体の知れないものがわんさか...
なんとも読み応えのある短編集だった。全編仄暗い雰囲気が漂う、ゾクっとするようなホラーでした。一つ一つが濃すぎてちょっと読み進める毎に頭の中がその話でいっぱいになってしまう。他の話に比べると印象の薄い話もいくつかあったけど大満足の読み応え。 幽霊や神や得体の知れないものがわんさか出てくるけど、怖いのはきっとそこじゃない。どこか少しだけ狂ってる人間たちが醸し出す不穏な空気が怖い。完全に狂ってはいない、だけど違和感が拭い切れないあの雰囲気。見てはいけないんだけど目が離せないものを見ているような感覚でした。 女神だけ少しだけ明るくて最後に救われます。
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