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十六夜荘ノート 中公文庫
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十六夜荘ノート 中公文庫

古内一絵(著者)

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十六夜荘ノート 中公文庫

定価 ¥946

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2017/09/22
JAN 9784122064522

十六夜荘ノート

¥330

商品レビュー

4.1

62件のお客様レビュー

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2026/03/27

古内さんの著書は初でした。 現代に生きる元華族のお屋敷を大叔母から遺産として譲り受けた主人公雄哉と、大叔母の玉青が生きた戦時中出来事、2人の人生を交互に描いた物語。 どうして面識もない自分に、必死に守ってきたお屋敷を遺産として残したのかを、超合理主義な雄哉は調べていくが、そのう...

古内さんの著書は初でした。 現代に生きる元華族のお屋敷を大叔母から遺産として譲り受けた主人公雄哉と、大叔母の玉青が生きた戦時中出来事、2人の人生を交互に描いた物語。 どうして面識もない自分に、必死に守ってきたお屋敷を遺産として残したのかを、超合理主義な雄哉は調べていくが、そのうちに玉青の人生にも興味がわいてくる。 理不尽的に辞めさせられた仕事、社会の名声という背後立がないと離れていく女性、無職になり今の十六夜荘の状況を考え屋敷を解体し土地を売る手続きに入る予定が、十六夜荘の住人達との交流の中で自身で自覚するほど気持ちが変わり始めていく。 玉青の生き方と覚悟がどれほどものか。 「私は身の程知らずだ。時代の波に阻まれて、自分の人生を全うできなかった人たちの窓になる。生きて新しい時代を見る。なにより、自分自身のために。」 大叔母の覚悟を知った雄哉ができることは、このお屋敷を残すことだった。 戦時中は人類みな不幸になるだけの時代だ。東京が焼け野原から心機一転し全てを作り変えていく中で、一つのお屋敷をそのまま遺すということはどれほど大変なことかがわかった。 十六夜は欠けていく月。でも欠けていくから、また満ちていくその繰り返し。 誰も信用できない雄哉が、誰かと繋がっているという前向きな暖かな気持ちになったことが読んでいて嬉しかった。

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2026/02/08

戦中戦後の厳しい時代を乗り越えてきた強い女性が守り抜いてきた屋敷。 その屋敷を相続することになった姪孫の男性が何故自分に?と思う気持ちで過去を紐解いてゆく。 だんだん明らかになっていく屋敷の背景にある物語りに読む手が止まりませんでした。 (Word) ・知りたいと思わなけれ...

戦中戦後の厳しい時代を乗り越えてきた強い女性が守り抜いてきた屋敷。 その屋敷を相続することになった姪孫の男性が何故自分に?と思う気持ちで過去を紐解いてゆく。 だんだん明らかになっていく屋敷の背景にある物語りに読む手が止まりませんでした。 (Word) ・知りたいと思わなければ、何も分からない。 ・満月にだって雲はかかる。けれど一度闇を知った月は、今度は群雲なんかにびくともしない、本物の十五夜になるのだろう。

Posted by ブクログ

2025/10/04

面白いようなそうでもないような。 十六夜荘を残した戦時中の叔母の想いと、十六夜荘を相続した現在を生きる甥?の物語。 だんだん人の気持ちに寄り添える人になっていくところは良かったかな。

Posted by ブクログ

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