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トラクターの世界史 人類の歴史を変えた「鉄の馬」たち 中公新書2451
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2017/09/20 |
JAN | 9784121024510 |
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トラクターの世界史
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商品レビュー
3.9
28件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
自分と興味の方向性の違う本を人におススメ頂くのが大好きで、本書も人におススメいただいた本です。 「トラクターの世界史」・・・文字通りトラクターの登場の背景から現在、そして未来への流れについて書かれた本です。自分では絶対に手に取らない種類の本ですが、興味深い内容でとても面白かったです。 19世紀半ばごろの欧米で、蒸気機関型のトラクターや脱穀機が生産されはじめましたが、当初は重量が重く、石の橋でも重量に耐えられず崩落事故が多発し、また、爆発事故も多くトラクターは危険なものでした。 それでも人がトラクターを求め続けた理由は、役畜の世話、長時間の農作業などから解放されたかったからです。 実際にトラクターの登場により農作業は効率化され、人は時間的拘束から解放され様々な自由を手にすることが出来ました。 ただし、家畜を手放したせいで肥料を生み出さない、牧草の代わりにガソリンと潤滑油を購入品けれればならない、怪我をしやすい、というリスクが新たに浮上します。 さらに、糞尿が出ないため、農家は化学肥料も購入することになり、空いた時間で別の仕事をして稼がなかればならない羽目に陥ったり、もちろんトラクター導入のためにローンを組み、機械化貧乏の道を歩む農民も多く輩出します。 これだけでもデメリットがかなりあるという印象でしたが、話しはそれだけで終わりません。 ダストボウル(砂の器)という、化学肥料の多投とトラクターの土壌圧縮によって、土壌の団粒構造が失われ、サラサラの砂塵となり(砂漠化)、それが風にあおられて空を覆う。 当時は黒い雲、赤い雪が降り、大きな被害となったそうです。現在でも土壌浸食が起きた土地は手放され、別の土地を求める、という手法は現在に至るまで続けられていて(特にアフリカで)深刻な問題であり続けいるそうです。 現在のトラクターは農業のさらなる合理化が叫ばれる21世紀において、無人化の研究が進んでいるそうです。 人間が機械を通じて自然界や人間界とどう付き合っていくべきか考えされられました。 砂漠化、待ったなしの深刻な状況ですね・・・。
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なかなかマニアックな内容。トラクターの技術が戦車に応用されていたとは驚き。日本のトラクター界を牽引してきた方々に西日本出身者が多いのが興味深い。
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ヤンマーに繋がる人に資産家が通帳を渡して好きに使えと言ったというエピソードが載っていた。剛毅だね。 トラクターの構造を細かく説明しておらず今一内容を理解できず。 https://seisenudoku.seesaa.net/article/502398618.html
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