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きっと誰かが祈ってる
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きっと誰かが祈ってる

山田宗樹(著者)

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きっと誰かが祈ってる

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2017/09/20
JAN 9784344031760

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商品レビュー

4.1

20件のお客様レビュー

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2023/12/22

母性と、生きていくための土台を描いたおはなし。 出来過ぎといえばそうかもしれないけど、終盤は泣きながら読んでしまった。

Posted by ブクログ

2023/12/17

何らかの「子ども」に関わる立場にいる人は、平生なキモチでは読めないかもしれない。 願わくは、自分が関わったことで、誰かが少しでも救われてくれたならと思っている。そして、祈っている。

Posted by ブクログ

2023/11/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

乳児院、事情があって実の親と暮らせない赤ちゃんを保護し、守り育てる場所。保育士たちは赤ちゃんと一対一の関係を作り母親同然に向き合い、その子をいつくしむ けれど、自分の本当の子供ではもちろんない。いずれ実親や育ての親、次の施設の養育担当者のもとに巣立っていく 精いっぱいの愛情を注いでも2歳までの記憶は残らず、保育士は忘れられてしまうのが現実。さみしさ、むなしさを感じる瞬間があるのも無理はない。 けれど、その愛情は決して無駄ではない 始めて温子が担当した多喜ちゃん。育ての親亡き後。虐待する叔母のもとで辛い生活を送っていた。ついに彼女に性被害の魔の手が伸びてきたとき、温子をはじめ関係者たちがピンチを救う。たとえ生みの親がいなくたって 人には誰もがその人の幸せを祈ってくれている誰かの存在がある

Posted by ブクログ