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春雷 祥伝社文庫

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
発売年月日 | 2017/09/13 |
JAN | 9784396343484 |


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商品レビュー
3.9
16件のお客様レビュー
武士とはなんだろう。志とはなんだろう。 胸に秘めた譲れないものを最期まで貫き主人公は壮絶な死を選ぶ。 読み終わった後、寂しさが吹き抜けていく。 人は皆、グレーだ。善と悪の融合物だと思う。 ただ視点を何処に置くかで生き方は変わる。 どんなに取り繕うことが上手だった...
武士とはなんだろう。志とはなんだろう。 胸に秘めた譲れないものを最期まで貫き主人公は壮絶な死を選ぶ。 読み終わった後、寂しさが吹き抜けていく。 人は皆、グレーだ。善と悪の融合物だと思う。 ただ視点を何処に置くかで生き方は変わる。 どんなに取り繕うことが上手だったとしても、全ては己の心が知っている。隼人が仕えた主君はお粗末だった。 その場所でなさねばならねことを全力で果たしたのが隼人という武士なのだろう。 仁もある、知もある、武もある。なのに何故か大きな運命に翻弄される。 それが憂いとなり、ダンディズムを感じる。そんな主人公を描くのが、葉室麟さんは得意だと思う。
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羽根藩シリーズ3作目 1作目の蜩の記の秋谷と同じく、この作品の隼人も逃げることなく死ぬことを選ぶ。最後は同じだけれど秋谷は静の人、隼人は動の人に思える。覚悟をしてからは嫌われ恨まれることも厭わない激しい人生。隼人、大庄屋の七左衛門の己の信じるところを曲げずにむかえる死に様は壮絶で...
羽根藩シリーズ3作目 1作目の蜩の記の秋谷と同じく、この作品の隼人も逃げることなく死ぬことを選ぶ。最後は同じだけれど秋谷は静の人、隼人は動の人に思える。覚悟をしてからは嫌われ恨まれることも厭わない激しい人生。隼人、大庄屋の七左衛門の己の信じるところを曲げずにむかえる死に様は壮絶です。 隼人の「悪人」と「善人」の考え方からすると、私は善人だ。
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最高に良かった。主君と家臣、武士と農民、親と子、男と女、様々な関係が描かれる中で、悲しい生き方しかできない男の姿が活写されてた。それぞれの人物がとても良く描かれてて大変感情移入をしてしまった。最後の行を読み終わったところでいろんな感情が溢れて大泣きしてしまった。誰もがみんな言葉足...
最高に良かった。主君と家臣、武士と農民、親と子、男と女、様々な関係が描かれる中で、悲しい生き方しかできない男の姿が活写されてた。それぞれの人物がとても良く描かれてて大変感情移入をしてしまった。最後の行を読み終わったところでいろんな感情が溢れて大泣きしてしまった。誰もがみんな言葉足らずに思えて、なのにその少ない言葉の中、いやむしろ言葉にされない中に沢山のことが語られてたのかな。それが物語全体に静謐な雰囲気を与えてもいる。面白かった。
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