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きみはぼくの宝物 史上最悪の夏休み 幻冬舎文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2017/08/04 |
JAN | 9784344426351 |
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きみはぼくの宝物 史上最悪の夏休み
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商品レビュー
3.5
4件のお客様レビュー
はちゃめちゃ冒険家父と悩む11歳、父を否定しながらもほんとは大好きでちゃんと七海(ガガリン)の行動に父の姿を感じるあたり面白い。 宝は追い求めるものではなく守るもの 人生というのは、宝物を探す旅じゃない。無くさないように必死で守る日々を重ねること
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江夏七海は小五の夏休みに、落ちぶれた冒険家の父に連れられ、宝探しの仕事に向かう。だが、「危ないことが大好物」の父が、“宝”の正体を聞いて顔色を変えた!一方の七海は、依頼主の豪邸で見た写真の少女にひと目惚れ。もはや父は邪魔なだけ。友人と宝探しを始めるが、裏切り、襲撃、誘拐と、手に負...
江夏七海は小五の夏休みに、落ちぶれた冒険家の父に連れられ、宝探しの仕事に向かう。だが、「危ないことが大好物」の父が、“宝”の正体を聞いて顔色を変えた!一方の七海は、依頼主の豪邸で見た写真の少女にひと目惚れ。もはや父は邪魔なだけ。友人と宝探しを始めるが、裏切り、襲撃、誘拐と、手に負えない困難ばかり…。
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サブタイトルは「史上最悪の夏休み」。もっとぴったりの季節に読めばいいものを、いま読まなければまた来年の夏を待つことになってしまうと思い。 以前、高野秀行が書いた児童文学っぽい小説を読んだとき、それなりには面白かったけれど、高野さんはやっぱりノンフィクションがいちばんだと思いまし...
サブタイトルは「史上最悪の夏休み」。もっとぴったりの季節に読めばいいものを、いま読まなければまた来年の夏を待つことになってしまうと思い。 以前、高野秀行が書いた児童文学っぽい小説を読んだとき、それなりには面白かったけれど、高野さんはやっぱりノンフィクションがいちばんだと思いました。木下半太はノンフィクション作家ではないものの、いつもとはまるでちがうジャンル。半太さんまで色気出して児童文学に手ぇ出してからにと思ってしまったのです。でも、これは良かった。 恥ずかしいぐらい浮世離れしている冒険家の父親を持つ小学生男子・七海。京都の大金持ちの爺さんから、家出した孫娘を探してほしいと頼まれた父親は、なぜか七海までその捜索に付き合わせる。破天荒な父親に不安を感じる七海に親友ふたりも付き合ってくれることに。 京都と大阪、特に北摂地域に土地勘のある人なら三割増以上でたぶん楽しい。かくいう私も、作中の走行経路が全部わかるから、ちょっと興奮するぐらい楽しかった。 いつもは「ら抜き」だらけの印象があったのに、「食べられる」「来られる」と見事に正しい日本語。児童文学のほうが気を遣うのかしらん。 まんま槇原敬之の歌のタイトルでしょ。中身はマッキーの歌とは全然ちがったけれど、七海はみんなに歌いたくなったかもしれません。だって君は僕の宝物。
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