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分断された時代を生きる 知のフィールドガイド
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分断された時代を生きる 知のフィールドガイド

東京大学教養学部(編者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白水社
発売年月日 2017/07/01
JAN 9784560095645

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2019/05/16

「万葉集はこれまでどう読まれてきたか、これからどう読まれていくだろうか。」(品田悦一)を読んだ。 万葉集は「令和」の出典書として注目されているが、著者は、国民的愛着を批判的に分析する研究を行っているとのことで関心をもった。 万葉集は江戸時代はそう読まれていたわけではないが、アララ...

「万葉集はこれまでどう読まれてきたか、これからどう読まれていくだろうか。」(品田悦一)を読んだ。 万葉集は「令和」の出典書として注目されているが、著者は、国民的愛着を批判的に分析する研究を行っているとのことで関心をもった。 万葉集は江戸時代はそう読まれていたわけではないが、アララギ派の再評価により注目を集め、戦時下では国民徴用や戦意高揚のため、その目的に叶った歌がピックアップされた。 戦後は高度経済成長期ころに日本再発見として再度ブームが生じたが、今回の改元までは低調で、学会においても著者のような研究が現れた。 しかし最近では、外国人の研究者による論文が目立ってきている。 私も、万葉集は古くから日本の国民的古典と認識してきたが、この短いけれど客観的な評論によって、常識とされていることがいかに危うい先入観に立脚しているかがよくわかった。 その他の章も興味深い小論文が多かったけど、改めて読み直すことにしたい。

Posted by ブクログ

2017/11/23

本書は、東大教養学部主催・生産技術研究所共催の「高校生のための金曜特別講座」の2014~2017年度の講義の中から、人文科学の分野から、いま必要な19の〈知〉の領域について、講師陣から新たに寄稿された論文を収めたもの。尚、理系的領域を扱った姉妹編『科学の最前線を歩く』も出ている。...

本書は、東大教養学部主催・生産技術研究所共催の「高校生のための金曜特別講座」の2014~2017年度の講義の中から、人文科学の分野から、いま必要な19の〈知〉の領域について、講師陣から新たに寄稿された論文を収めたもの。尚、理系的領域を扱った姉妹編『科学の最前線を歩く』も出ている。(東大副学長の石井洋二郎氏は、本書の冒頭で、文系・理系の二分法に意味はなく、「むしろ自明のように思われている既成の枠組みを疑ってみること、いっさいの先入観を捨てて、すでに引かれている境界線の根拠自体をあらためて問い直してみる姿勢こそが、これらの文章を貫く横糸である」と述べているが。。。) 同講座は、2002年から東大駒場キャンパスで金曜の17:30~19:00に開催されており、高校生だけでなく一般市民も多数受講しているという。 取り上げられたテーマは、『ロビンソン・クルーソー』と『ガリヴァー旅行記』、外国語と日本語、トマス・アクィナスと哲学、ジャコメッティ、万葉集、現代アート、原子力発電、移民・人権・国境。。。であるが、文系的領域の中でも人文科学が大半を占めており(社会科学は最後の数章)、理系的領域を広くカバーした『科学の最前線を歩く』に比して、個々のテーマはかなり絞り込まれたものとの印象を受ける。 人文科学に関しては、知的満足度の高い一冊といえよう。(2017年11月了)

Posted by ブクログ

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