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こいしいたべもの 文春文庫
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こいしいたべもの 文春文庫

森下典子(著者)

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こいしいたべもの 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2017/07/06
JAN 9784167908942

こいしいたべもの

¥330

商品レビュー

4.2

70件のお客様レビュー

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2024/09/07

食べ物と人の思い出一つ一つが具体的でなんだか羨ましく思う。京都の手土産のエピソードやコロッケパン、沢村貞子さんのエピソードが印象的で良かった。

Posted by ブクログ

2024/09/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前作「いとしいたべもの」は読んだときそんなにピンときませんでした。読んですぐ手放してしまいました。けれど今作はスラスラと楽しく読みました。なぜだかわからないです。 好きな作品は3つ。 「小さなものにこそ、心を籠める」 茶道を習う著者。四季折々の珍しいお菓子を取り寄せてくださる先生。いつも驚かされるが、逆に先生を驚かせたいと思って著者が京都から張り切って買ってきたものは落雁。暑い夏の盛りのことで、もう少し涼しげなお菓子はなかったのかしら、あなた、なんの勉強をしてるの?と先生に言われてしまう。そうそう、茶道ってそういう世界だよなぁ。私は高校生のときに茶道部だったのでこの手厳しさというか、妥協しないというか、ときに傷つくことがあるんだよなぁと少し苦い思い出と共に読みました。その後著者は「練習だ」と奮い立ち、努力して先生に「このお菓子、どこで知ったの?」と言わせるまでになります。いいお話。 2つ目は、その次に出てくるお話、「父と焼きビーフン」。焦げたくらいを喜ぶお父さん。若い頃から胃潰瘍を患っていて食が細いが、ビーフンのときばかりは旺盛な食欲を見せる。私もビーフン大好きなので、楽しく読みました。 3つ目は、「コロッケパンは自由の味」。いつもお母さんの作るお弁当を持って行っていた給食のない小学校時代。クラスメイトにはお母さんがお弁当を作る時間がないために校門の脇のパン屋さんで美味しそうなコロッケパンを買う。著者はそれが食べたくて食べたくて仕方がない。でも、お弁当を作ってくれるお母さんに悪くて言い出せない。わかるなぁ。そんなある日、お母さんが風邪を引いて寝込んでしまう。その日だけはコロッケパンを買って食べる著者。お母さんへの小さな後ろめたさをも感じながら、でもおいしく味わう。 以上3つの話が好きで、この本はずっと取っておくと思います。

Posted by ブクログ

2024/04/25

記憶の中の、美味しい食べ物が、未来の自分を支えてくれることがある。 じんわり、じわじわ、優しい気持ちになるエッセイだった。 挿入されるイラストも本当に優しく温かい。 心のお守りになるような一冊。 「いとしいたべもの」も、今すぐ読みたい!

Posted by ブクログ

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