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女たちの避難所 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2017/06/28 |
JAN | 9784101269528 |
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女たちの避難所
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商品レビュー
4.2
83件のお客様レビュー
東日本大震災の同じ避難所に集まった年代の違う三人の女性の話。 信じられないことだが、せっかく届いた間仕切りを、年配の男性リーダーが、「同じ避難所にいる我々は家族同然だから、間仕切りを使うなんて水くさい」と、設置を許してくれず、授乳や着替えなど、毛布の中でこっそり行っていたと言う。...
東日本大震災の同じ避難所に集まった年代の違う三人の女性の話。 信じられないことだが、せっかく届いた間仕切りを、年配の男性リーダーが、「同じ避難所にいる我々は家族同然だから、間仕切りを使うなんて水くさい」と、設置を許してくれず、授乳や着替えなど、毛布の中でこっそり行っていたと言う。これは実際に何ヶ所かであったそうだ。 このことに限らず、田舎では、男尊女卑が根強く残り、女は意見を言うことすら許されない。 読んでいる間中、ムカムカしてたまらなかった。能登半島地震の避難所では、少し改善されたのだろうか? 東日本大震災の時は、やたらに、日本人は避難所でも譲りあっている、暴動を起こしたりもしないし、素晴らしい民族だ、みたいに報道されていたけれど、実際はそうでもないと改めて感じた。
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/_/ 感想 _/_/_/_/_/_/ いきなり、スタートが衝撃でした。 震災が発生するところからスタートで、ドキドキ感が伝わってきて、吸い込まれていきました。 3人の主人公が交互に展開していく形で、どの主人公たちもつらい境遇。 そして、ほとんど、男がダメ...
/_/ 感想 _/_/_/_/_/_/ いきなり、スタートが衝撃でした。 震災が発生するところからスタートで、ドキドキ感が伝わってきて、吸い込まれていきました。 3人の主人公が交互に展開していく形で、どの主人公たちもつらい境遇。 そして、ほとんど、男がダメ。 やっぱり、男はダメだ、、、女性が男といるメリットはあるんだろうか、と、この作品でも痛感させられました。 とくに、田舎の男たちが、ほんとダメな感じで描かれていて、もう、男の私でも憎しみが湧いてくるような感じでした。まだ、いるのかな、、、こんな人たち(T . T) 最後に向けて、思うような展開になっていくので、ホッとしました。今の若い女性は、しっかりと収入を確保することと、結婚にこだわらないことですね。子ども欲しくても結婚せずに子ども産む選択肢を探した方がいい。ほんと、結婚なんて、期間決めてやるべきだなと、この作品を見ても思いました。 なかなかに、震災現場の辛さが伝わってきて、なんともいえない気持ちになります。死生観、しっかり考えないとだめですね。 /_/ あらすじ _/_/_/_/_/ 3人の女性が主人公。 震災によって、人生が大きく変わって行ってしまう。 私と対面することで、死生観をつよく意識するようになり、新しい一歩を踏み出していく。 /_/ 主な登場人物 _/_/_/ 椿原福子 55歳、ダメ夫を持つ、スーパーで被災 山野昌也 少年、渚息子 山野渚 40歳、1人親 漆山遠乃 うるしやまとおの、28歳、生後6ヶ月の子を持つ母、自宅で被災、白雪姫
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垣屋美雨作品らしい、学びのある一冊。 “絆”を盾に、支援物資として届いている段ボールの仕切りも使わせない避難所。そこにある男尊女卑。垣屋さんの小説なら、もしや、と思ったら、やはり事実を基に書かれた小説であった。 人間は難しい。
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