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人類はなぜ肉食をやめられないのか 250万年の愛と妄想のはてに
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | インターシフト/合同出版 |
発売年月日 | 2017/06/16 |
JAN | 9784772695565 |
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人類はなぜ肉食をやめられないのか
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商品レビュー
3.5
6件のお客様レビュー
筆者はポーランド系カナダ人で、アメリカとフランスで活動するジャーナリスト。本著はジャーナリストらしい切り口で、歴史や宗教、倫理、慣習、技術などの観点から肉食というテーマを時に丁寧に時に大胆に切り刻んでいく。読んでいて引き込まれた。 主張には本人の生まれたキリスト教などの背景も影...
筆者はポーランド系カナダ人で、アメリカとフランスで活動するジャーナリスト。本著はジャーナリストらしい切り口で、歴史や宗教、倫理、慣習、技術などの観点から肉食というテーマを時に丁寧に時に大胆に切り刻んでいく。読んでいて引き込まれた。 主張には本人の生まれたキリスト教などの背景も影響しているのかなと感じたが、東アジアの犬食、日本の馬や鹿との接し方、インドの独自性など、比較文化論としてもおもしろく読める。 サブタイトルは「250万人の愛と妄想の果てに」。これはよいですね。脱・肉食の壁が厚いことは本人が最もわかっているようであるが、培養肉、昆虫食など、さらには税金という解決策を提示していく。何もしなければ新興国の1人あたりの肉の消費量は増え、温暖化も加速する。 制度や技術による解決は考えられますが、愛と妄想とあるように、最後は人間の認知なのかも。50年後の我々の食生活、食文化がどうなってるだろう?とそれこそ妄想しながら読むのがオススメです。
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今後全人類が、今の我々と同様の肉食を謳歌することは、地球環境的に不可能、という現実と向き合う一冊。 肉食を減らしていくには、我々が肉食に惹かれるメカニズムを理解した上で、対策を講じていく必要がある。 「肉食は、肉を獲得できる力の象徴であり、肉を分け合うことでできるコミュニティ...
今後全人類が、今の我々と同様の肉食を謳歌することは、地球環境的に不可能、という現実と向き合う一冊。 肉食を減らしていくには、我々が肉食に惹かれるメカニズムを理解した上で、対策を講じていく必要がある。 「肉食は、肉を獲得できる力の象徴であり、肉を分け合うことでできるコミュニティの起点という文化的意味合いが大きい」、このような記述が大勢を占めるが、個人的には、肉のうまみや芳香が人を惹きつけるメカニズムの説明も興味深かった。
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ちなみに、この本は結構根拠なく断定しているところを見受けられたので、そういうところは話半分で読む必要があるとおもいました。 https://seisenudoku.seesaa.net/article/472426158.html
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