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シュメール人の数学
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図書館で借りた。 メソポタミア文明の中の、さらに初期の文明であるシュメール。現代の我々が時計などで当たり前に使っている60進法などが、当時から使われている…というのは世界史、それも高校で習う範疇だ。そんな謎を掘り深める研究の本だ。 ユニークなのは、著者が考古学者でもなければ、大学...
図書館で借りた。 メソポタミア文明の中の、さらに初期の文明であるシュメール。現代の我々が時計などで当たり前に使っている60進法などが、当時から使われている…というのは世界史、それも高校で習う範疇だ。そんな謎を掘り深める研究の本だ。 ユニークなのは、著者が考古学者でもなければ、大学の数学科教授でもない、地方の(元)予備校講師というもの。予備校授業の合間の雑談が本格研究に発展していった…ような感じらしい。凄い。 単なる「シュメール人はこういう数式を書いてました、以上」ではない。「古代人は複雑な知識は知らなかったんだろう、知らなかったはずだ」といった現代人の偏見を覆す。粘土板から読み取れるシュメール人が考えていた論理構造や分解背景など様々な側面が浮かんでくる。 これこそが歴史学じゃないか!なんて感動も覚える内容だ。 …ただ、個人的に一番興味を惹いたのが、本編ではなくブレットシュナイダーの公式だったりする。それほど雑談が上手い予備校講師なのかとも感じた。
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シュメール語とかアッカド語って独学で学べるものなんですね…予備校の数学教師が古代の粘土板を初めて解読させていってるってもっと注目されてもよいのでは… 紀元前2400年頃ですでにここまで文明を発達させていたとは、シュメール文明は驚きに満ち溢れている。60進法を使っていたのは有名だが...
シュメール語とかアッカド語って独学で学べるものなんですね…予備校の数学教師が古代の粘土板を初めて解読させていってるってもっと注目されてもよいのでは… 紀元前2400年頃ですでにここまで文明を発達させていたとは、シュメール文明は驚きに満ち溢れている。60進法を使っていたのは有名だが、ゼロの概念より以前に位取り法が発達し、円の面積の計算まで実用化されていたとは… 360°をベースにした角度もシュメール起源、最初期の文明ですでにここまで数学が進んでいたのはすごいことだ
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楔形文字の原典から、数式を導けるとは! 流石。すごいの一言。 ・シュメール人は60進法を主に用いていた ・シュメール人は素因数分解ができていた ・シュメール人は自然数7を特別視した(神秘数) ・シュメール人は複利計算ができていた など
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