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怪物はささやく 創元推理文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2017/05/29 |
| JAN | 9784488593070 |
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怪物はささやく
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怪物はささやく
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商品レビュー
3.9
36件のお客様レビュー
家族の病、その回復を願う強い気持ち。それとは裏腹に、その恐れや不安から解放されたいと願う気持ち。そんな自分を責め続ける苦しさ。 苦しかったねコナー… 自身の経験を思い出し、胸が締め付けられるような思いをしながら読み進めた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
怪物はどこから来たのだろう。 コナー少年の空想なのか、母親からか。あるいは「怪物」という形を取らずとも、すべての人々に訪れているものかもしれない。そう思いました。 母親の余命が迫っていることを頭では理解しながらも、ずっと否定してきたコナー。 そんな彼の矛盾と葛藤が生み出した、イチイの木の怪物。 怪物は順序立ててコナーの周辺を破壊していきます。それはコナーが母親の死と向き合うための準備でもあり、単に怒りの発露でもあった。 なぜ自分がこんな目に遭うのかという、理不尽な現実への怒りです。 幼馴染、クラスメイト、先生、祖母、父親、家、学校──あらゆることを更地にして、ようやくコナーは母親との別れを認めることができたのだと思いました。 コナーが最後まで頑なに秘めていたのは、もっとも純粋で幼い感情でした。 「いっちゃいやだよ」って、母親がいってしまうこと…それを分かっている、知っているからこそ出てくる言葉です。 この一言を伝え、母親を自ら手離すことが、十代の少年…とりわけ孤独を抱えた彼にとってどれほどの悪夢であったか。 しかし、更地になった場所で同じものを失った人がもう一人いることを、コナーはやっと見つけられたのですよね。 読後は切なくも、どこか心強く思うような。そういう重層的な物語でした。 舞台も観劇してみたかったです。 とりあえず映画を見ようと思います。
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「人生とは、言葉でつづるものではない。行動でつづるものだ。」 〈あらすじ〉 闘病中の母と二人暮しをする少年コナーが、イチイの木の怪物から王子、薬剤師、透明男にまつわる3つの物語を聞かされる。そして最後はコナー自身が4つめの物語を口にするが、その物語とは…。 書店で何となく気に...
「人生とは、言葉でつづるものではない。行動でつづるものだ。」 〈あらすじ〉 闘病中の母と二人暮しをする少年コナーが、イチイの木の怪物から王子、薬剤師、透明男にまつわる3つの物語を聞かされる。そして最後はコナー自身が4つめの物語を口にするが、その物語とは…。 書店で何となく気になって購入。 最初は話の展開が掴めずよく分からない本を買ってしまったなと思ったが、ラストは涙無しには読めなかった。200ページの中に死と向き合う少年の成長がぎっしりと詰め込まれている1冊。 日に日に衰弱していく母親、無責任で口だけの父親、分かり合えない祖母、そんな大人たちに囲まれ殻に閉じ篭るコナーを見ているのが辛かった。イチイの木の怪物と、そして恐らくリリーだけが彼を救ってくれるのだろう。
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