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僕と先生 双葉文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 2017/06/15 |
JAN | 9784575520088 |
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僕と先生
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商品レビュー
4
29件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
二葉と隼人の事件簿シリーズ第二弾らしい。「差別と区別」就活のエントリーシートのいざこざ。地方の田舎から出てきて自宅通勤者のみの募集に歯痒い思いをし、必死になってる時に偶然募集を見つけたからと帰国子女が来て、原書読んでたらむかつくだろうなぁ。意地悪したくなるだろうなぁ。スタートラインがあまりにも違うんだもの。でも、はっきりと断罪されたい。なるほど。かわいそうだから、と言われたらみじめだもんね。坂木さんはこういう細かいことを書くのが上手だなぁ。第一弾も読んでみようかな。
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実際に身の回りで起きていそうな“日常の謎”。法律と人の心、差別と区別など善悪だけで割り切れないテーマも描かれていて、読みながら色なことを考えた。レディバグの人物像も魅力的で良かった。これからも隼人くんと伊藤くんの名コンビの物語が続いていってほしい。
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『先生と僕』の続編。 「日常の謎」を舞台にしていて、軽い気持ちで読めるかと思いきや、問われているテーマのようなものは僕らの日常生活にとても深く刺さる連作短編集になっている。 前作同様に既存のミステリー作品を日常の謎として落とし込んでおり(ミステリガイド)、特に今作は「怪盗」の...
『先生と僕』の続編。 「日常の謎」を舞台にしていて、軽い気持ちで読めるかと思いきや、問われているテーマのようなものは僕らの日常生活にとても深く刺さる連作短編集になっている。 前作同様に既存のミステリー作品を日常の謎として落とし込んでおり(ミステリガイド)、特に今作は「怪盗」の存在が大きい。その盗みは許されるのか。事件をただの「善か悪か」の二項対立で終わらせない。まさに僕らの日常に蔓延る謎を描いている。 ある種の現代社会を生き抜くためのバイブル的な一冊(言い過ぎかな)。 シリーズとしてはこの2作で終わりみたい。 もっと読みたかった。そう思わせてくれる作品でした。
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