1,800円以上の注文で送料無料

詭弁論理学 改版 中公新書448
  • 中古
  • 書籍
  • 新書

詭弁論理学 改版 中公新書448

野崎昭弘(著者)

追加する に追加する

詭弁論理学 改版 中公新書448

定価 ¥902

550 定価より352円(39%)おトク

獲得ポイント5P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2017/04/01
JAN 9784121804488

詭弁論理学 改版

¥550

商品レビュー

3.9

15件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/08/25

詭弁論理の前に論理学の基礎的な内容も含まれていて、普段の自分の主張の論理の組み立てにも役立てられそうだった。そして、自分の論理が詭弁になってしまうリスクも普通にありそうで、気をつけないといけないなあと感じた。そうならないために、できるだけシンプルに考えること、そして論理の型を理解...

詭弁論理の前に論理学の基礎的な内容も含まれていて、普段の自分の主張の論理の組み立てにも役立てられそうだった。そして、自分の論理が詭弁になってしまうリスクも普通にありそうで、気をつけないといけないなあと感じた。そうならないために、できるだけシンプルに考えること、そして論理の型を理解して理屈を組み立てるのが大事だなぁと感じた。にしても、メディアは詭弁に溢れているなぁ、その前提で触れないといけないなぁと思った。 フレーズ なまじ「議論上手」になって人に嫌われるよりは、天分を生かして「話上手」になるか、あるいは「勝てなくてもよい」という前提で議論を楽しむ「ゆとり」を身につけたほうが、はるかに好ましいのではないかと思う。 無学者、論に負けず」 理屈ぬきの「押しの一手」は、「強弁」と呼ぶべきであろう。これに対して、多少とも論理や常識をふまえて「相手を丸めこむ(あるいはごまかす)」のが「詭弁」である。 泣く子と地頭には勝てぬ」 「大きく構える」ということは、「自分のほうがまちがっているのかもしれない」という謙虚さをもつことでもある。 すぐ偉い人の名前が出てくるような話は、まず信用できないものである ある。「選言」とは、「または」による場合分けのことである 「健全な常識、健全な判断力を養う」ことが大切ではないかと思う。いかに力強い言葉で説得されようと、「だから、官憲も婦女子も、無差別に殺せ」というのが結論であれば、断然はねつけるだけの理性は残さなければならない。「あなたの考え方には、ついていけません」反論はこれで十分である。 言葉の意味に注意するのも大切なことである。特に「本質的」とか「純粋の」などという形容詞が使われはじめると、言葉の本来の意味が消えうせて、ほしいままに使われるおそれがある。 【原則 1】無理やり説得しようとするな。  無理を通そうとしたり、思いつきを口にしたりすると、かえって失言をして、議論がもつれることがある。また、いかに「当り前」と思えることでも、好き嫌いや人生観が関係するようなことについては、相手の趣味や判断を尊重しなければならない。もちろん、自分の考えにも(健全な常識に反するところがない限り)自信をもって、たやすく譲る必要はない。 ムダに時間を費やすことはない。相手が強弁・詭弁を弄してきたら、もはや正しい議論は望めないので、惜しまず議論を打ち切ればよい。 相手に自分の考えをうまく表現させることこそ、教育者の腕の見せどころである。

Posted by ブクログ

2023/12/02

導入部分は勉強になったことが多かったが、後半になるにつれ、ついていけなくなってしまった。 私は論理学を学んだことはないので、本書がどういった立ち位置なのかはわからない。唯一判然としているのは、私の頭には論理の欠片もないことだ。 「論理学ほど文系の皮を被った理系科目はない」とゲー...

導入部分は勉強になったことが多かったが、後半になるにつれ、ついていけなくなってしまった。 私は論理学を学んだことはないので、本書がどういった立ち位置なのかはわからない。唯一判然としているのは、私の頭には論理の欠片もないことだ。 「論理学ほど文系の皮を被った理系科目はない」とゲーテが言っていた通りであった。

Posted by ブクログ

2023/07/08

野崎昭弘著『詭弁論理学 改版 (中公新書 ; 448)』(中央公論新社) 2017.4発行 2023.7.8読了  野矢茂樹さんの著書と勘違いして購入してしまったもの。筆者は数学者らしく、内容も数学的なクイズのようなものばかりで、私には太刀打ちできなかった。 【目次】 はしが...

野崎昭弘著『詭弁論理学 改版 (中公新書 ; 448)』(中央公論新社) 2017.4発行 2023.7.8読了  野矢茂樹さんの著書と勘違いして購入してしまったもの。筆者は数学者らしく、内容も数学的なクイズのようなものばかりで、私には太刀打ちできなかった。 【目次】 はしがき Ⅰ 議論の種々相  議論べたの悩み  無理押しの強み  詭弁と強弁  論理のあそび Ⅱ 強弁術  ⒈強弁術の誕生  ⒉小児型強弁  ⒊二分法  ⒋相殺法  ⒌強弁術の総括 Ⅲ 詭弁術  ⒈詭弁術の誕生  ⒉強弁との境  ⒊あてにならない話  ⒋論点のすりかえ  ⒌主張のすりかえ  ⒍消去法  ⒎ドミノ理論  ⒏詭弁術の総括 Ⅳ 論理のあそび  ⒈やさしいパズル  ⒉説得ということ  ⒊上級パズル  ⒋四十人の貴族とその従者  ⒌理髪師のパラドックス  ⒍自己矛盾を利用したパラドックス  ⒎死刑囚のパラドックス 〈付録〉鏡をめぐっての会話 URL:https://id.ndl.go.jp/bib/028095655

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品