1,800円以上の注文で送料無料

詭弁論理学 改版 の商品レビュー

3.9

20件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    7

  3. 3つ

    4

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2026/01/25

訃報を聞いて、手元の本を読み返そうと思っている。この本は中公新書の中でもわりと早い時期(大学生の頃)に出会って読んでいる。

Posted byブクログ

2025/11/13

180 自己言及のパラドックス 「この文に書いてあることは嘘です」または「この文に書いてあることは本当です」 の文は、文章内容(命題)を正しいと判断しても、嘘だと疑ってみても真偽が決定できない。真と偽の両方が成り立ってしまうので、矛盾律に違反している。文法的には正しくても、論理的...

180 自己言及のパラドックス 「この文に書いてあることは嘘です」または「この文に書いてあることは本当です」 の文は、文章内容(命題)を正しいと判断しても、嘘だと疑ってみても真偽が決定できない。真と偽の両方が成り立ってしまうので、矛盾律に違反している。文法的には正しくても、論理的には意味を成さない。すなわち真理値分析するに値しない。 198 予言のパラドックス、自己言及のパラドックス 論理値分析(真を1、偽を0で表すこと)をすると分かりやすい 210 鏡に映った人の上下は逆にならないのに、左右が逆になるのはなぜか?

Posted byブクログ

2025/09/20

書店で押されており古本屋で購入す。初版はだいぶ前の本だが内容自体は古びていない。一見正しそうだけど…という屁理屈。例えによく出てくる寅さんだけど本書を読むと口八丁の仕事を生業としてあるだけあると妙な感心をしてしまった。

Posted byブクログ

2025/07/25

議論を交わす中で手段として使う場面が多い強弁術と詭弁術の詳細を細かに解説した本だが、読みながら次第に壺にはまってしまう感じで何度も読み返す場面が頻出だった.付録の「鏡をめぐっての会話」が理解しやすい感じだが、意外に奥が深い内容に感心した.全般的にあまり読みこなせない感じだったが、...

議論を交わす中で手段として使う場面が多い強弁術と詭弁術の詳細を細かに解説した本だが、読みながら次第に壺にはまってしまう感じで何度も読み返す場面が頻出だった.付録の「鏡をめぐっての会話」が理解しやすい感じだが、意外に奥が深い内容に感心した.全般的にあまり読みこなせない感じだったが、このような世界があることを知ったことである程度満足したと思いたい.

Posted byブクログ

2024/12/04

強弁や詭弁の手法を分類して考察を行っている本。はしがきでも述べられているように、議論に強くなるためのハウツー本ではなく、論理の観察が主体となっている。後半ではいくつかの論理パズル(嘘つき村と正直村、自己言及のパラドックス、死刑囚のパラドックスなど)が紹介され、論理的な解決策を考え...

強弁や詭弁の手法を分類して考察を行っている本。はしがきでも述べられているように、議論に強くなるためのハウツー本ではなく、論理の観察が主体となっている。後半ではいくつかの論理パズル(嘘つき村と正直村、自己言及のパラドックス、死刑囚のパラドックスなど)が紹介され、論理的な解決策を考えたり、論理の穴を指摘したりするような思考トレーニングができるようになっている。読みやすい文体ではあるが、頭を回転させないと理解できない内容を扱っているため、読み進めるのが大変であった。頭の体操としては良いが、総じて面白いかと言われると少し微妙である。 本書から学んだこと - 「BはCである。AはBである。ゆえにAはCである」という三段論法において、媒概念Bが2つの意味で使われ、「B1はCである。AはB2である。ゆえにAはCである」としてしまうと、誤った結論が導かれる事がある。これを媒概念曖昧の虚偽という。 - 消去法を用いて結論を出す際は、選択肢の中に正しい解が存在することが前提である。答の存在が無いにも関わらず、消去法を用いてしまうと巧妙な詭弁術になりうる(ミステリ作品における犯人探しがその典型)。 - 断続ベルの仕組みはワニのパラドックス(自己矛盾のパラドックスの一種)と似ているものがある。鉄製のアームのスイッチが閉じていると回路に電気が流れて、電磁石に引き寄せられる。すると、スイッチが開いて電気が遮断され、電磁石が機能しなくなり、鉄製のアームはスイッチを閉じた状態に戻る。いずれの状態も自己矛盾が生じて、両者を行き来してしまうのである。

Posted byブクログ

2024/08/25

詭弁論理の前に論理学の基礎的な内容も含まれていて、普段の自分の主張の論理の組み立てにも役立てられそうだった。そして、自分の論理が詭弁になってしまうリスクも普通にありそうで、気をつけないといけないなあと感じた。そうならないために、できるだけシンプルに考えること、そして論理の型を理解...

詭弁論理の前に論理学の基礎的な内容も含まれていて、普段の自分の主張の論理の組み立てにも役立てられそうだった。そして、自分の論理が詭弁になってしまうリスクも普通にありそうで、気をつけないといけないなあと感じた。そうならないために、できるだけシンプルに考えること、そして論理の型を理解して理屈を組み立てるのが大事だなぁと感じた。にしても、メディアは詭弁に溢れているなぁ、その前提で触れないといけないなぁと思った。 フレーズ なまじ「議論上手」になって人に嫌われるよりは、天分を生かして「話上手」になるか、あるいは「勝てなくてもよい」という前提で議論を楽しむ「ゆとり」を身につけたほうが、はるかに好ましいのではないかと思う。 無学者、論に負けず」 理屈ぬきの「押しの一手」は、「強弁」と呼ぶべきであろう。これに対して、多少とも論理や常識をふまえて「相手を丸めこむ(あるいはごまかす)」のが「詭弁」である。 泣く子と地頭には勝てぬ」 「大きく構える」ということは、「自分のほうがまちがっているのかもしれない」という謙虚さをもつことでもある。 すぐ偉い人の名前が出てくるような話は、まず信用できないものである ある。「選言」とは、「または」による場合分けのことである 「健全な常識、健全な判断力を養う」ことが大切ではないかと思う。いかに力強い言葉で説得されようと、「だから、官憲も婦女子も、無差別に殺せ」というのが結論であれば、断然はねつけるだけの理性は残さなければならない。「あなたの考え方には、ついていけません」反論はこれで十分である。 言葉の意味に注意するのも大切なことである。特に「本質的」とか「純粋の」などという形容詞が使われはじめると、言葉の本来の意味が消えうせて、ほしいままに使われるおそれがある。 【原則 1】無理やり説得しようとするな。  無理を通そうとしたり、思いつきを口にしたりすると、かえって失言をして、議論がもつれることがある。また、いかに「当り前」と思えることでも、好き嫌いや人生観が関係するようなことについては、相手の趣味や判断を尊重しなければならない。もちろん、自分の考えにも(健全な常識に反するところがない限り)自信をもって、たやすく譲る必要はない。 ムダに時間を費やすことはない。相手が強弁・詭弁を弄してきたら、もはや正しい議論は望めないので、惜しまず議論を打ち切ればよい。 相手に自分の考えをうまく表現させることこそ、教育者の腕の見せどころである。

Posted byブクログ

2023/12/02

導入部分は勉強になったことが多かったが、後半になるにつれ、ついていけなくなってしまった。 私は論理学を学んだことはないので、本書がどういった立ち位置なのかはわからない。唯一判然としているのは、私の頭には論理の欠片もないことだ。 「論理学ほど文系の皮を被った理系科目はない」とゲー...

導入部分は勉強になったことが多かったが、後半になるにつれ、ついていけなくなってしまった。 私は論理学を学んだことはないので、本書がどういった立ち位置なのかはわからない。唯一判然としているのは、私の頭には論理の欠片もないことだ。 「論理学ほど文系の皮を被った理系科目はない」とゲーテが言っていた通りであった。

Posted byブクログ

2023/07/08

野崎昭弘著『詭弁論理学 改版 (中公新書 ; 448)』(中央公論新社) 2017.4発行 2023.7.8読了  野矢茂樹さんの著書と勘違いして購入してしまったもの。筆者は数学者らしく、内容も数学的なクイズのようなものばかりで、私には太刀打ちできなかった。 【目次】 はしが...

野崎昭弘著『詭弁論理学 改版 (中公新書 ; 448)』(中央公論新社) 2017.4発行 2023.7.8読了  野矢茂樹さんの著書と勘違いして購入してしまったもの。筆者は数学者らしく、内容も数学的なクイズのようなものばかりで、私には太刀打ちできなかった。 【目次】 はしがき Ⅰ 議論の種々相  議論べたの悩み  無理押しの強み  詭弁と強弁  論理のあそび Ⅱ 強弁術  ⒈強弁術の誕生  ⒉小児型強弁  ⒊二分法  ⒋相殺法  ⒌強弁術の総括 Ⅲ 詭弁術  ⒈詭弁術の誕生  ⒉強弁との境  ⒊あてにならない話  ⒋論点のすりかえ  ⒌主張のすりかえ  ⒍消去法  ⒎ドミノ理論  ⒏詭弁術の総括 Ⅳ 論理のあそび  ⒈やさしいパズル  ⒉説得ということ  ⒊上級パズル  ⒋四十人の貴族とその従者  ⒌理髪師のパラドックス  ⒍自己矛盾を利用したパラドックス  ⒎死刑囚のパラドックス 〈付録〉鏡をめぐっての会話 URL:https://id.ndl.go.jp/bib/028095655

Posted byブクログ

2025/12/31

痛快です!真面目な論理学の本だと思って読むより、 「専門書の顔をしたチャンバラ」 だと思って読む方が良いです。 詭弁や強弁を振り回すタイプの人をズバズバと切ってくれます。 話の通じない人に困らされている方におすすめします。

Posted byブクログ

2021/05/21

非常に読みやすく、わかりやすい内容だった。 どちらかと言えば詭弁を使えるようになるような本と言うよりは類型化して、説明してくれる感じ。 全体的には満足だが、不必要に思えるタイミングでの筆者の思想的背景の話は特に要らないかなと思う。

Posted byブクログ