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ひとめぼれ
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ひとめぼれ

畠中恵【著】

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ひとめぼれ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2017/04/20
JAN 9784163906331

ひとめぼれ

¥220

商品レビュー

3.6

35件のお客様レビュー

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2024/07/14

<目次> 略 <内容> 内容にだんだん同心の吉五郎の義父新十郎も関わるようになり(今回の巻はほとんどに顔を出す)、町役人のレベルでは話が回せなくなったのかな?と…

Posted by ブクログ

2024/05/22

まんまことシリーズの女性達が大活躍する巻でした。 最後のひとめぼれは、惚れたはれたで結婚できない江戸時代の切なさが出た感じがしました。

Posted by ブクログ

2023/04/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「わかれみち」 吉五郎の義父の同心の同僚,山本家が跡継ぎ不在のため金と引き換えに町人の養子をもらうことになったらしい。しかし武術などの心得がないため相馬小十郎に鍛えるように依頼されたのだ。その男は高須屋の又八郎で,以前親が金を出して分家させようとした店をあっという間に潰してしまった出来の悪い男だった。武術の方も全く見込みがない有様で,周りは途方に暮れていたところ,潰してしまった店の手代だった男に,麻之助たちと一緒にいるところを襲われてしまう。しかもその男が翌日死体となって発見されたために又八郎に容疑がかかる。又八郎が殺しの下手人などということになれば,身柄を預かっていた相馬家にも累が及ぶ。果たして真犯人は見つかるのか。 「昔の約束あり」 吉五郎のところに貞が相談事が有るという娘・東国屋のお蝶を連れてくる。お蝶の祖父はかつて千里眼から相馬家に生まれた子供と縁組すると良いと言われたそうだ。 とはいえ現在相馬家には吉五郎の許嫁の一葉しかいない。果たしてこの話は本当なのか。お蝶の目的は? 「言祝ぎ」 吉五郎の従姉妹のおこ乃に立て続けに3件の縁談が舞い込む。ちょっと不自然な状況ということで相馬小十郎から麻之助に3件の縁談相手を調べるように依頼される。 「黒煙」 麻之助が用事で出掛けた先で家事に出くわし,逃げ遅れた商家の兄弟を助けた。その商家,唐物屋の菊屋が高橋家に霊に来た際,なぜ店のものが誰も子どもたちを連れて逃げなかったのか理由を知りたいと相談する。一方八木家の支配町では,大店の紅屋と丸田屋が突然喧嘩を始めた。紅屋の娘おかやが丸田屋で高直な櫛を見ていた折に,先の火事が起こり,バタバタしていたところ,その櫛がなくなってしまったというのだ。丸田屋ではおかやが盗んだのだと主張している。おかやは同心との縁談があり,盗みをしたと噂になれば縁談が壊れてしまう。 麻之助はこれらの問題を解決できるのか。 「心の底」 麻之助は,相馬小十郎からの頼みで,商いの旅に出たまま帰って来ない鳴海屋の丈之助の捜索の旅に出ることになった。それに丈之助の許嫁という花梅屋の大女将お浜の孫のお雪が同行したいと言い出す。最終目的地は静岡の藤枝で,そこまでの道中で買える各種の薬を土産にと色んな人に依頼される。しかし結局度は取りやめとなり...。 「ひとめぼれ」 お浜の孫の春四郎という男が,相馬家の一人娘,一葉の婿に立候補しているらしい。継ぐ店がないため,金で同心の身分を買うのが目的らしい。小十郎は春四郎の魂胆を見抜いていてよく思っていないようだが,一葉はどうも春四郎の見目にひとめぼれしてしまったらしい。そんなさなか,麻之助達は高級な料理屋,風花屋での雪見に招かれる。しかしそんなうまい話が有るわけもなく,風花屋で最近何者かが店の沽券を勝手に移動した件について相談を受けるのだった。

Posted by ブクログ

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