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あなたは、誰かの大切な人 講談社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2017/05/17 |
JAN | 9784062936606 |
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商品レビュー
3.8
340件のお客様レビュー
それぞれの形で誰かの大切な人であるというタイトルどおりいろんな生き方を描いていて、今のわたしより年齢が上の女性たちが主人公の短編集。劇的な展開はないけれど、大切な人って夫婦や家族以外もあって様々なんだなと思えてじんわり心が温かくなる。 最後の伝言→とにかく泣けた。こんな夫嫌だろ...
それぞれの形で誰かの大切な人であるというタイトルどおりいろんな生き方を描いていて、今のわたしより年齢が上の女性たちが主人公の短編集。劇的な展開はないけれど、大切な人って夫婦や家族以外もあって様々なんだなと思えてじんわり心が温かくなる。 最後の伝言→とにかく泣けた。こんな夫嫌だろうなと思うけど、お母さんの強さにも泣けた。2人にしか分からない愛の形ってあるのだろう。 月夜のアボカド→これが1番好き。いちばんワクワクしながら読めた。こういう働き方できる女性、興味や好きに引っ張られてプライベートでも交流を広げて深めていくのすごい素敵。(話の肝は全然そこじゃない)エスターの考え方や恋愛の仕方も好き。切ないけど美しいし、ポジティブ。 無用の人→描き方が綺麗だった。 緑陰のマナ→トルコが出てきて嬉しい。 波打ち際のふたり→よい友人関係。 皿の上の孤独→バラガン邸気になった。 もっと歳を重ねてから再び読んでみたいなとも思った。
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2016年1月4日に日本でレビュー済み 短編集。人の別れ、愛する人への思いなどが繊細に描かれている。「月夜のアボガド」で描かれていたが、人の一番の幸福って、家族でも恋人でも友達でも、自分が好きな人と一緒に過ごすってことなのかもしれない。大好きな人と食卓で向かい合って美味しい食事を...
2016年1月4日に日本でレビュー済み 短編集。人の別れ、愛する人への思いなどが繊細に描かれている。「月夜のアボガド」で描かれていたが、人の一番の幸福って、家族でも恋人でも友達でも、自分が好きな人と一緒に過ごすってことなのかもしれない。大好きな人と食卓で向かい合って美味しい食事をともにする。笑ってしまうほど単純で、かけがえのないささやかなこと。それこそが本当は何にも勝る幸福なのかもしれない。
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短編集なので途中まで読んで続き、と思っても間が空きすぎて覚えてなくて再度最初から。読み出したら思い出した。 疲れた心に必ず効く、読む特効薬。って帯にあるんだけど、途中勘違いしてなにかしら「最期」のお話な気がして読んでたけど最期がテーマでなく大切されてるところがテーマでした(最初の...
短編集なので途中まで読んで続き、と思っても間が空きすぎて覚えてなくて再度最初から。読み出したら思い出した。 疲れた心に必ず効く、読む特効薬。って帯にあるんだけど、途中勘違いしてなにかしら「最期」のお話な気がして読んでたけど最期がテーマでなく大切されてるところがテーマでした(最初の方のお話が最期系だったからかな)個人的には解説がめちゃめちゃ良かった。解説読むまで主人公はみな、大人の女性で、結婚歴のある人物もいるがみな現在独身であり、自ら選び取った仕事に就いている。 に気づけなかった。 ストーリーと関係性の在り方は(解説より) 最後の伝言:主人公38歳の美容師。色男であること以外取り柄のない父と、その父に頼らず娘たちを育ててくれた母という、娘たちから見たら納得のいかない関係。 月夜のアボカド:主人公39歳フリーランスアートコーディネイター。ロサンゼルスのメキシカン・タウンに住む女性の、六十歳で再婚した相手との長い長い物語。 無用の人:主人公50歳になったばかりで、美術館の、学芸課。母に見放されて離婚した父(西早稲田と桜) 緑蔭のマナ:主人公45歳、フリーランス物書き。籍入れてないけど長年つかず離れずの状態の男女(梅干しのお話) 波打ち際のふたり:主人公45歳、フリーランス広告ディレクター。はやくに他界した父と、今認知症の兆候を見せている母(独身女性2人の旅行の関係性もとても良い) 皿の上の孤独:主人公48歳都市開発を研究する会社の社長。離婚して同じく人と再婚した元同僚(緑内障と乳がんと」
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