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100時間の夜 文学の森10
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100時間の夜 文学の森10

アンナ・ウォルツ(著者), 野坂悦子(訳者)

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100時間の夜 文学の森10

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 フレーベル館
発売年月日 2017/03/01
JAN 9784577044902

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商品レビュー

3.3

8件のお客様レビュー

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2024/02/06

エミリアがオランダから逃げるためにニューヨークに行くなんてすごい勇気だと思う ファンタジーではなく現実ぽさがまたいいです

Posted by ブクログ

2020/09/09

父親の問題行動で、SNSに晒されることになった14歳のエミリア。学校にも家にもいたくない!と、単身ニューヨークへ。 完璧にネットで予約したはずのホテルが、、存在しない

Posted by ブクログ

2018/02/09

オランダで、著名な画家の母と、自分の通う中学校の校長の父と3人で暮らす、潔癖症で過呼吸の発作を持つ14歳の少女エミリアは、父の起こしたスキャンダルから逃げるために単身ニューヨークへと家出する。なんとか飛行機の旅を終え、無事入国を果たし、ニューヨークにたどり着いたものの、父親のクレ...

オランダで、著名な画家の母と、自分の通う中学校の校長の父と3人で暮らす、潔癖症で過呼吸の発作を持つ14歳の少女エミリアは、父の起こしたスキャンダルから逃げるために単身ニューヨークへと家出する。なんとか飛行機の旅を終え、無事入国を果たし、ニューヨークにたどり着いたものの、父親のクレジットカードで前払いして借りた部屋は、存在していなかった。途方に暮れる彼女は、右手をひどく怪我したイケメン少年ジムと出会うが、彼はその直後倒れてしまう。彼をなんとか彼の部屋に運んだ彼女は、そのまま彼の部屋で一夜を明かすことになる。翌朝、近所に住む兄妹セスとアビーと知り合いになった彼女は、彼らの母親が留守中の部屋を借りられることになった。そして、ハリケーン・サンディーのニューヨーク直撃の予報に驚き、それに備えた時、ケガのせいで熱が出たジムをアビーが連れ込んできた。4人の「避難所生活」が始まる。 それぞれの悩みを持った少年少女が、情報機器はおろかライフラインも途絶えた中で共同生活することで、感じ学ぶ姿を描く。 *******ここからはネタバレ******* 彼らのそれぞれの事情が複雑なことに加えて、それらを少しずつしか明らかにしないので、非常にわかりにくい。さらに、年少のアビーの常識外れた行動がそれに拍車をかける。 彼女の言動によりこの奇妙な4人の「避難所生活」が実現し、エミリアが仮装してまでもジャーナリストに追いかけられることにはなったのだが、物語としてはわざとらしく感じられる。 さらにエミリアも、泊まるところがないからと、怪我して発熱している状態ではあっても、見ず知らずの少年の横で眠るとは、あまりに現実的ではない。 他にも、彼らの言動が突飛に感じられる場面が多く、その度に疑問符がついて興が削がれる。 また最後の、今回の家出の原因となった父親のスキャンダルへの決着のつけ方が、家族でニューヨークに移住することとはあまりに安直ではないか。 悪口からは逃れやすくはなるだろうが、家族の関係修復については一切触れられない。そこまで深入りしていないから浮気も見逃されるということなのか?家出まで追い詰められたエミリアの気持ちはそれでいいのか? ただ単に悩める男女4人の避難所生活を描きたかったように思えてならない。 読み始めはおもしろかっただけに残念な作品。

Posted by ブクログ

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