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やめるときも、すこやかなるときも
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やめるときも、すこやかなるときも

窪美澄(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2017/03/24
JAN 9784087710526

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商品レビュー

3.7

115件のお客様レビュー

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2026/03/13

忘れようとすることと、乗り越えようとすることは違う。 平気なフリ、仕事に没頭しているフリ、忘れたフリ。現実は、そうしなければ生きていけないことが多すぎる。 体に毎年起きる十二月の変調。 ある特定の時期に起こる身体症状「記念日反応」を抱えながら生きてきた壱晴。 一週間ほど声が出な...

忘れようとすることと、乗り越えようとすることは違う。 平気なフリ、仕事に没頭しているフリ、忘れたフリ。現実は、そうしなければ生きていけないことが多すぎる。 体に毎年起きる十二月の変調。 ある特定の時期に起こる身体症状「記念日反応」を抱えながら生きてきた壱晴。 一週間ほど声が出なくなり、何事もなく無事に過ぎ去ってくれることを祈るようにして過ごしてきた十年もの日々。 大切な恋人を亡くした衝撃と哀しみ、そして後悔。 PTSDだと簡単に言うことが正解かはわからない。もしもあの時、という気持ちがつきまとい、まるで自分を罰するかのように声は失われた。 声が出なくなった原因と向き合うこと。 決して一人でではなく、信頼できる誰かと一緒に乗り越えること。 長い間その壁を見ないフリし続けてきた壱晴の中の、この人と一緒なら変われるという、ある種自分勝手な思い。 「好き」という気持ちに混じる不純物の存在は、読み手を切なくさせる。 昔恋人に「重い」と言われたことに傷付き、その後誰とも付き合うことなく生きてきた桜子。 自分で選ぶことをせず、選ばれたいのだと願う気持ちは、きっと過去に痛みを伴う何かがあった人間誰しもに通ずる欲求だ。 やめるときも、すこやかなるときも−−− その言葉がふいに脳裏をかすめる相手と、人生で何度出会えるだろう。 決して麻痺させることのできない大切な人の死は、心をえぐり、その深くに刻印される。 この恋はきっと自分の手に負えない。 自分が亡くなった人より愛されることはない。傷が浅いうちに逃げてしまいたくなる恋もある。 愛する人の心の中に生き続ける存在を知った時、愛しく想う人の過去を背負う覚悟はどれほどあるのか。そう問われている気がした。 その人が抱えている闇も痛みも何もかもを引き受けることは難しい。 けれど凍てつく寒さの日に、隣で「今日寒いね」と寄り添って手袋を片方手渡すくらいはできるかもしれない。 一人の人間の存在がしっかりと自分を満たしてくれる。心に広がる安堵は、誰かと共に生きるという覚悟を与えてもくれる。 誰しもが抱える痛みと向き合いながら、傷ついた心とともに生きていくことの穏やかさを描いた長編小説。

Posted by ブクログ

2026/01/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

壱晴が桜子を好きのなったのは、真織と家庭環境が重なるから。意外何があるのかが分からなかった。桜子が壱春に惹かれたのは、分かるけど。

Posted by ブクログ

2025/10/18

読後感がよい本でした。 dvはだめですね。読んでて辛いです。 松江のいい景色が思い浮かびました。特に宍道湖温泉のホテルに泊まったことがあるので、夕焼けを懐かしく思い出しました。あと水郷祭の花火も素敵でしたね。 登場の女性がしっかりと自立しているところもいいですね

Posted by ブクログ