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ぼくが死んだ日 創元推理文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2017/03/18 |
JAN | 9784488515034 |
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ぼくが死んだ日
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商品レビュー
3.8
19件のお客様レビュー
真夜中に少女に導かれて墓場に来たマイク。そこに眠る10代の子どもたちの幽霊が自分の死んだ時の話を語り出すのを聞く。皆、自らの行為のせいで死んだ子たち。 生きていた年代は様々で現実離れしたSFチックなお話もある。 ゾッとするのもあったが、ホラーというほど怖くはなく、ちょっぴり切な...
真夜中に少女に導かれて墓場に来たマイク。そこに眠る10代の子どもたちの幽霊が自分の死んだ時の話を語り出すのを聞く。皆、自らの行為のせいで死んだ子たち。 生きていた年代は様々で現実離れしたSFチックなお話もある。 ゾッとするのもあったが、ホラーというほど怖くはなく、ちょっぴり切ないノスタルジックな怪奇小説だった。 表紙の絵も素敵。
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深夜のシカゴ郊外を自動車で飛ばしていた16歳のマイクは、突然現れた少女に導かれ、うち棄てられた墓場に辿り着く。怯えるマイクの元に、早すぎた死の物語を聞いてくれと霊たちが続々集まってくる。そこは十代の子どもばかりが埋葬された墓地なのだった。古今の物語をマッシュアップしたヤングアダル...
深夜のシカゴ郊外を自動車で飛ばしていた16歳のマイクは、突然現れた少女に導かれ、うち棄てられた墓場に辿り着く。怯えるマイクの元に、早すぎた死の物語を聞いてくれと霊たちが続々集まってくる。そこは十代の子どもばかりが埋葬された墓地なのだった。古今の物語をマッシュアップしたヤングアダルトホラー。 面白かった!枠物語はジェントルゴーストものだけど、墓地の子たちの来歴はちょっとワルい話しが多くて、例えるなら『チャーリーとチョコレート工場』で脱落してった子たちの話を本人視点で聞くような感じ。 語り口の書き分けが上手で、思いっきり現代のティーネイジャー口調の子もいれば、ことあるごとにシェイクスピアを引用する子、古典的な怪奇小説を思わせる独白をする子もいる。最後のパターンに属する「エドガー」はその名の通りポーのオマージュなのがわかるけど、話の筋自体はサキやビアスに近い。ホラー映画のオマージュもたくさん。「デイヴィッド」はグレムリンすぎる。 〈因果応報〉という言葉は出てくるけど、特に反省を促すような教訓話になっているわけではない。「エドガー」の終わりでマイクがすっかりエドガーの肩を持っているところなど、この墓地特有の倫理観に呑まれていて笑える。 後ろのエピソードほど面白く、特に最後の「トレイシー」にでてくるヴィオラ叔母に関しては、この人の一代記で長編一本書いてほしいと思うくらい、派手なモチーフがてんこ盛りに詰め込まれている。問わず語りのように見えて各話にテーマ的な繋がりを持たせていたり、幽霊たちの生前の暮らしぶりからシカゴの歴史を浮かび上がらせていたり、小ざっぱりしているがセンスの良い作品だった。
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日本のホラーがじわじわくるのに対して、物理的な恐怖や未知の「生物」に対しての恐怖が多い。 目に見えないものに対して恐怖を抱くのか、目に見えるものに対して恐怖を抱くのか。 恐怖にに対して考え方が違うのかとしみじみ思う。
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