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ようこそ授賞式の夕べに 成風堂書店事件メモ 邂逅編 創元推理文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2017/02/20 |
JAN | 9784488487065 |
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ようこそ授賞式の夕べに
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商品レビュー
3.8
29件のお客様レビュー
明らかに本屋大賞を意識していることが分かる文学賞にまつわる事件を書店員チームと出版社の営業チームが協力して解決する話。 本屋大賞に対する心無い批判も恐れることなく取り上げつつ、本を愛する人たちの想いを評価した良い作品でした。 若者もYouTubeばかり見ていないで、もっと本を読ん...
明らかに本屋大賞を意識していることが分かる文学賞にまつわる事件を書店員チームと出版社の営業チームが協力して解決する話。 本屋大賞に対する心無い批判も恐れることなく取り上げつつ、本を愛する人たちの想いを評価した良い作品でした。 若者もYouTubeばかり見ていないで、もっと本を読んで欲しいです。
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もうすぐそこに授賞式が控えているというのに、なかなか話がつながらなくてハラハラドキドキした。でも多恵ちゃんの自信ありげな態度はなかなか堂に入ってる感じで名探偵の面目躍如というべきなんだろう。 「背表紙は歌う」で直接対面はないようなことを書いていたけど、うまいこと引き合わせたものだ...
もうすぐそこに授賞式が控えているというのに、なかなか話がつながらなくてハラハラドキドキした。でも多恵ちゃんの自信ありげな態度はなかなか堂に入ってる感じで名探偵の面目躍如というべきなんだろう。 「背表紙は歌う」で直接対面はないようなことを書いていたけど、うまいこと引き合わせたものだと思うし、新たなる展開も今後期待できるように思えてきた。
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「成風堂書店事件メモ」の4冊目。 今回は、本屋、じゃなくて、書店大賞の授賞式の1日を描いた長編。 なんと〈井辻智紀の業務日誌〉シリーズの面々も大挙登場。 書店大賞事務局に届いた不穏なFAXを巡って、福岡の書店員・花乃ちゃんに頼られる杏子さん多絵ちゃんに、真柴を介して事務局長直々...
「成風堂書店事件メモ」の4冊目。 今回は、本屋、じゃなくて、書店大賞の授賞式の1日を描いた長編。 なんと〈井辻智紀の業務日誌〉シリーズの面々も大挙登場。 書店大賞事務局に届いた不穏なFAXを巡って、福岡の書店員・花乃ちゃんに頼られる杏子さん多絵ちゃんに、真柴を介して事務局長直々に相談が持ち込まれた井辻くんや「マドンナの笑顔を守る会」の面々が右往左往。 二つのグループがそれぞれ始めた捜査は、途中からは互いに入り乱れ、やがて一つに収斂する。 不穏なFAXやブックカバーの謎に、授賞式における覆面作家の存在や順位の改ざん疑惑など、犯人いわく『クモの糸みたいに張りめぐらせた』策謀はややこしくて、やはりこのシリーズは短編集のほうが良いかななどと思っていたら、最後になって飛梅ならぬ飛松伝説が姿を成しこの一日が過去の出来事を洗い流して、本を愛し売る人たちに対する温かい眼差しの佳い話になった。 真相に辿り着いた多絵ちゃんは凛々しくて、彼女を護ろうとした井辻くんも格好良かった。「守る会」の面々はいつもの通り暑苦しかったが、それぞれに持ち味全開ではあった。 話の中では、書店、じゃなくて、実際は本屋大賞か、の功罪が丁寧に語られており、私は本屋さんて泣ける話が好きなのねくらいしか思っていなかったので、なるほど色んな人がいて様々な視点があるのだと興味深かった。
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