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クマ男子(2) バンブーC
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クマ男子(2) バンブーC

胡桃ちの(著者)

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クマ男子(2) バンブーC

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 竹書房
発売年月日 2017/02/27
JAN 9784801957633

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クマ男子(2)

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2017/06/30

お世辞抜きで面白い 月刊まんがライフMOMOの質を高めているのが、ももせ先生や宮成先生、ひらふみ先生の作品なら、落とさないのが胡桃先生の力だろう キャリアの長い実力派が、雑誌に一人、二人いるだけで、こうも安定感が違ってくるのか 何で、こんな面白く感じるのか、色々とあるとは思うが、...

お世辞抜きで面白い 月刊まんがライフMOMOの質を高めているのが、ももせ先生や宮成先生、ひらふみ先生の作品なら、落とさないのが胡桃先生の力だろう キャリアの長い実力派が、雑誌に一人、二人いるだけで、こうも安定感が違ってくるのか 何で、こんな面白く感じるのか、色々とあるとは思うが、やはり、個人的にコレだろうな、と挙げたいのは、主人公・球磨の個性 彼の心配性は、漫画的な誇張にしても、少し過激。ただ、心配するポイントが、読み手も「ある、ある」と納得できるものである。だから、読み手は自分は気を付けよう、と笑いながら油断を拭え、注意力を引き締め直せる 杞憂って二字熟語はあるにしろ、備えあれば患いなしって諺もある。どっちを正しいとするか、は読み手次第 また、表紙を飾っている三人の友情を軸にした、薄くない人間ドラマの構成も、さすが、胡桃先生と拍手したい ヘビーな事情をコミカルに描きつつも、フザけた感じにしないのは、胡桃先生の漫画家としてのキャリアだけでなく、培ってきた人生経験があってこそ、だろうな この巻では、新キャラ・柚月姉妹が登場している。個性的すぎる双子で、球磨の神経はより擦り減らされていったが、得たものは小さくなかった様子。ただ、芽生えたのが兄としての威厳ではなく、父性ってあたりが、心配性な球磨らしい この双子には、再び、登場してほしいもんだ また、ラブコメの面も前に押し出されてきており、(1)より、ストーリーの厚味は増している フワちゃんが球磨への恋心に気付いたのは喜ばしい。その一方で、マツコの球磨母・イワコさんへの猛烈アプローチが実を結んだことには、喜びの言葉すら発せぬほど、口があんぐりと開いてしまう やっぱ、人間、諦めなかった者勝ちなのかね ただ、マツコは家庭の事情が、相当に複雑。単行本派の方は、きっと、次の巻でより、この『クマ男子』と胡桃先生への好感度が高まるハズ どの回もクスクスが止まらなくなる。個人的に推しなのは、ヴァレンタインの様子が描かれている、Kuma26だ。この回で、フワちゃんはスニャ吉へ、自分が彼をちょっと気になりだしている事を告白。あくまで、私見だが相性的にゃ悪くないと思う。芯があって自由奔放だけど、どっか寂しがり屋なフワちゃんが、近くにいた方が、慎重派だけど、ふとしたタイミングで暴走しやすい球磨は自制が効くと思う。しかし、フワちゃんが猛アタックしても、ニブチンな球磨は気付かなそうなんだよなぁ。そういう、じれったさも、また面白い この台詞を引用に選んだのは、ご尤もと思ったので。やっぱ、この子にして、この親あり。似てるな、どっか。手に入らなかったモノへの後悔、執着、自己嫌悪、それらがジメジメと蔓延るのは仕方ない。けど、いつまでも暗い過去ばかり見ていたら、人生を楽しめないのだ。悔しさをバネにし、次のチャンスこそ逃がさない、それが大事

Posted by ブクログ

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