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なぜ保守化し、感情的な選択をしてしまうのか 人間の心の芯に巣くう虫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | インターシフト |
発売年月日 | 2017/02/01 |
JAN | 9784772695541 |
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なぜ保守化し、感情的な選択をしてしまうのか
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商品レビュー
2.6
7件のお客様レビュー
『なぜ保守化し感情的な選択をしてしまうのか』という問いは建てられていないし、回答も提示されていないぞ・・・と思ってしまった。 原題は以下の通りで、特に原題のサブタイトルが本所の内容を端的に表していると思う。 THE WORM AT THE CORE On the Role of...
『なぜ保守化し感情的な選択をしてしまうのか』という問いは建てられていないし、回答も提示されていないぞ・・・と思ってしまった。 原題は以下の通りで、特に原題のサブタイトルが本所の内容を端的に表していると思う。 THE WORM AT THE CORE On the Role of Death in Life それはともあれ、内容は興味深かった。 分かりやすいのは、本文中でも何度か引き合いに出される、死について考えた判事が下す判決への影響の例。 死について考えた時のほうが、そうでない時に比べて言ってみれば厳格な判決を下す。 他の場面でこのような例を次々に実験により検証していく。 終盤で、我々はどのように死と向き合うべきかが提示される。
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【#今日の読書 No.8】 https://amzn.to/2X3xXoo 行動の原動力は感情なので、その仕組みを学び直すために、読んでみました。 こんな目的で、こんな本を読んでるのかぁ~って感じで、参考にしてもらえたら嬉しいです。 1日2冊以上(年間750冊以上)の読書を目...
【#今日の読書 No.8】 https://amzn.to/2X3xXoo 行動の原動力は感情なので、その仕組みを学び直すために、読んでみました。 こんな目的で、こんな本を読んでるのかぁ~って感じで、参考にしてもらえたら嬉しいです。 1日2冊以上(年間750冊以上)の読書を目標積み上げ中です。 お手数ですが、書評はリンク先のレビューをご参照ください。
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死の恐怖を感じると、自分の信念や意義に固執し、異なる考えの人と対立してしまう。自分が属する文化への信頼とその文化における自己重要性と自尊心は死の恐怖に対抗し得る盾。対立とはこの盾を傷つけ合う行為。対立により防壁が弱まり、余計に対立を深めてしまう。 わたしたちが取れる選択肢は2つ...
死の恐怖を感じると、自分の信念や意義に固執し、異なる考えの人と対立してしまう。自分が属する文化への信頼とその文化における自己重要性と自尊心は死の恐怖に対抗し得る盾。対立とはこの盾を傷つけ合う行為。対立により防壁が弱まり、余計に対立を深めてしまう。 わたしたちが取れる選択肢は2つ。 ひとつは、私たちvs彼らの構図で互いの善悪を二元論的に捉えれること。狭い範囲で恐怖を克服でき、安心を手に入れることができるが、広い範囲では犠牲や損失を与え続ける世界観。 もうひとつは、象徴的不死に表されるような、自身が生きた証を残すための何かに没頭する意味を見出し、私たちと彼らの間にグレーやグラデーション、自己同一生を見出すような世界観。これは恐怖に対抗する盾を強くするが本質的には恐怖は消えない。心理的には茨の道。 死とともに生きれるか? 本の中の死は文字通りの死だけど、”自分にとって大事なものが終わること”と読み替えてもいいかな。
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