なぜ保守化し、感情的な選択をしてしまうのか の商品レビュー
ケーススタディが多く、データに客観性が乏しいと感じたため、あまり好みではなかった。 うつ状態の人は人生の意義や自分自身の価値に対する信頼が弱い。 良好な人間関係を築くためには目標を自分自身のニーズを満たすことではなく、他者を知るようになることとするのが重要。
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『なぜ保守化し感情的な選択をしてしまうのか』という問いは建てられていないし、回答も提示されていないぞ・・・と思ってしまった。 原題は以下の通りで、特に原題のサブタイトルが本所の内容を端的に表していると思う。 THE WORM AT THE CORE On the Role of...
『なぜ保守化し感情的な選択をしてしまうのか』という問いは建てられていないし、回答も提示されていないぞ・・・と思ってしまった。 原題は以下の通りで、特に原題のサブタイトルが本所の内容を端的に表していると思う。 THE WORM AT THE CORE On the Role of Death in Life それはともあれ、内容は興味深かった。 分かりやすいのは、本文中でも何度か引き合いに出される、死について考えた判事が下す判決への影響の例。 死について考えた時のほうが、そうでない時に比べて言ってみれば厳格な判決を下す。 他の場面でこのような例を次々に実験により検証していく。 終盤で、我々はどのように死と向き合うべきかが提示される。
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【#今日の読書 No.8】 https://amzn.to/2X3xXoo 行動の原動力は感情なので、その仕組みを学び直すために、読んでみました。 こんな目的で、こんな本を読んでるのかぁ~って感じで、参考にしてもらえたら嬉しいです。 1日2冊以上(年間750冊以上)の読書を目標積み上げ中です。 お手数ですが、書評はリンク先のレビューをご参照ください。
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死の恐怖を感じると、自分の信念や意義に固執し、異なる考えの人と対立してしまう。自分が属する文化への信頼とその文化における自己重要性と自尊心は死の恐怖に対抗し得る盾。対立とはこの盾を傷つけ合う行為。対立により防壁が弱まり、余計に対立を深めてしまう。 わたしたちが取れる選択肢は2つ...
死の恐怖を感じると、自分の信念や意義に固執し、異なる考えの人と対立してしまう。自分が属する文化への信頼とその文化における自己重要性と自尊心は死の恐怖に対抗し得る盾。対立とはこの盾を傷つけ合う行為。対立により防壁が弱まり、余計に対立を深めてしまう。 わたしたちが取れる選択肢は2つ。 ひとつは、私たちvs彼らの構図で互いの善悪を二元論的に捉えれること。狭い範囲で恐怖を克服でき、安心を手に入れることができるが、広い範囲では犠牲や損失を与え続ける世界観。 もうひとつは、象徴的不死に表されるような、自身が生きた証を残すための何かに没頭する意味を見出し、私たちと彼らの間にグレーやグラデーション、自己同一生を見出すような世界観。これは恐怖に対抗する盾を強くするが本質的には恐怖は消えない。心理的には茨の道。 死とともに生きれるか? 本の中の死は文字通りの死だけど、”自分にとって大事なものが終わること”と読み替えてもいいかな。
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【由来】 ・インターシフトの本の広告か? 【期待したもの】 ・まるで自分のことを題材にしたかのようなこのタイトル。読まないわけけには。 【ノート】 ・本書の中核は、自己防衛的な心の動きは死に対する恐怖によっているというもの。死に対する恐怖の感情をコントロールするような心の動き...
【由来】 ・インターシフトの本の広告か? 【期待したもの】 ・まるで自分のことを題材にしたかのようなこのタイトル。読まないわけけには。 【ノート】 ・本書の中核は、自己防衛的な心の動きは死に対する恐怖によっているというもの。死に対する恐怖の感情をコントロールするような心の動きということで「恐怖管理」と呼称されている。 ・この恐怖管理によって、時には「民族浄化」のような他者に対する残虐性にまで発展する様々な感情が起動するということだが、果たして全て「死に対する恐怖」に集約されるものだろうか?根拠として、色々な心理実験の結果が提示されているが、その解釈には強引な印象を覚えるものがあり、「不当な一般化」と感じるものも散見される。 ・とは言え、否定しているわけではなくて、ホントにそうなの?全て「死に対する恐怖」からなの?と素朴に思っているということ。ピンとこないのは「死」に対する自分の感覚が薄いからで、もっとよく自分で内的に深めていけば首肯できる部分が多くなるかも知れない。
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存在脅威管理理論(恐怖管理理論 Terror Management Theory)の提唱者の3人が一般向けに書いた本。
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はじめの方の自己評価が心身に与える影響はともかくとして、それ以降の「死の恐怖の管理」がどうのこうの、ってのは、心理学っていうよりは怪しい哲学・思想のにおいがある。
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「なぜ私たちは自分の価値観、文化、国家を守ろうとし、 そうではない相手を傷つけてしまうのか? 」 偏見・差別、愛国心、テロや暴力から、 個人の選択のかたよりーー消費・セックス・健康・美しさーーまで、 いま注目の「恐怖管理理論」が その心理メカニズム、陥りやすいタイプ、対...
「なぜ私たちは自分の価値観、文化、国家を守ろうとし、 そうではない相手を傷つけてしまうのか? 」 偏見・差別、愛国心、テロや暴力から、 個人の選択のかたよりーー消費・セックス・健康・美しさーーまで、 いま注目の「恐怖管理理論」が その心理メカニズム、陥りやすいタイプ、対処法を明かす! **自分の存在が脅かされる「恐れ」を、無意識にせよ感じると・・・ ** ・高い買い物をしたくなる ・敵と戦いたがる ・有名になろうとする ・リスクの高い行動をしたくなる ・従来の道徳・価値観を守ろうとする ・異性の肉体への興味が薄れる ・超自然現象に関心を抱くようになる ・・・ ・・・そして、 信念の異なる他者の死は、自分の不安を和らげる! ・・・ なぜ? 人間の心と文化の根源からさぐり、 多数の心理実験とともに、「保守化」の正体を暴き出す。
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