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沖縄問題 リアリズムの視点から 中公新書2418
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2017/01/01 |
JAN | 9784121024183 |
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沖縄問題
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商品レビュー
3.5
6件のお客様レビュー
沖縄問題を被害者目線ではなく沖縄生まれの当事者として考察した良書。大学講義にも使えそうな内容です。多くの執筆者が元県庁職員だったという特徴は、時には国と県民との利害調整で板挟みになった経験が、沖縄問題の客観性を担保する視点の確保に繋がったと思われます。副知事を務めたメイン執筆者、...
沖縄問題を被害者目線ではなく沖縄生まれの当事者として考察した良書。大学講義にも使えそうな内容です。多くの執筆者が元県庁職員だったという特徴は、時には国と県民との利害調整で板挟みになった経験が、沖縄問題の客観性を担保する視点の確保に繋がったと思われます。副知事を務めたメイン執筆者、高良倉吉が書いたまえがきと第一章が良い。
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沖縄県庁で職歴のある人たちによる編著。 沖縄問題をリアリズムの視点から著述することを謳い文句にしているが、沖縄側・行政の視点が中心で沖縄の抱える問題の構造が理解しづらい。一方で、普天間基地の移設に係る箇所は当事者だったため詳細過ぎるほど論じており、バランスが悪い。 本書を読む中で...
沖縄県庁で職歴のある人たちによる編著。 沖縄問題をリアリズムの視点から著述することを謳い文句にしているが、沖縄側・行政の視点が中心で沖縄の抱える問題の構造が理解しづらい。一方で、普天間基地の移設に係る箇所は当事者だったため詳細過ぎるほど論じており、バランスが悪い。 本書を読む中で、沖縄県議会の構成が与党が共産党を含む基地反対派で自民党というのは、中央の国との関係でかなりやりづらいだろうなと思った。
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理想論でも現状肯定でもなく。 理想と現実のジレンマ、ジレンマでもない行政のリアルも記述。 理想とイデオロギーによることも捨てたくないけれど、今できることを進める姿勢ってやっぱり大切とくに行政マンにとっては。 沖縄の問題は長い。いや沖縄問題でなく日本問題。 最後の辺野古埋め立て承認...
理想論でも現状肯定でもなく。 理想と現実のジレンマ、ジレンマでもない行政のリアルも記述。 理想とイデオロギーによることも捨てたくないけれど、今できることを進める姿勢ってやっぱり大切とくに行政マンにとっては。 沖縄の問題は長い。いや沖縄問題でなく日本問題。 最後の辺野古埋め立て承認に至るプロセスの章もリアルで良かった。あくまで考えるは法に適合しているかどうか。知事の「自然体で」という指示が印象的。いや全部を肯定するわけではないけれど。 リアルにいま何ができるか、って視点は大事。
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