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東大vs京大入試文芸頂上決戦
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東大vs京大入試文芸頂上決戦

永江朗(著者)

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東大vs京大入試文芸頂上決戦

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 原書房
発売年月日 2017/01/01
JAN 9784562053681

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商品レビュー

3.6

5件のお客様レビュー

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2018/05/09

時代と出題された入試文芸をリンクさせていて、入試の見方の一つとして、面白い。 これは、高校生の頃に読みたかったな。 それから、「ハナレグミ聴いてそう」という一文が大好きだ。

Posted by ブクログ

2018/01/03

 著者は、以前、大学に勤務していて、古本屋の中に大量に赤本を置いている店があり、実際に手に取ってみたことから今回の本へとつながったそうだ。  国語の入試問題とはいかなるものか、東大と京大の主に現代文を見ることによって、違いと共通点と、時代はどんなふうに影響しているのかが浮...

 著者は、以前、大学に勤務していて、古本屋の中に大量に赤本を置いている店があり、実際に手に取ってみたことから今回の本へとつながったそうだ。  国語の入試問題とはいかなるものか、東大と京大の主に現代文を見ることによって、違いと共通点と、時代はどんなふうに影響しているのかが浮き彫りになる。  東大と京大の違いについて著者は次のように指摘している。東大は、社会ではやっているものに敏感で、新しい作品を使うことが多い。それに対して京大は、結構古い作品を発掘して使うとある。東大は意外とミーハーなのか。そして京大は古都だけに古いもの好きだったのか。  戦後から2016年までの両大学の問題と、明治時代の入試問題と大正時代の高校の入試にも言及している。  入試問題一つとってもいろいろなことがわかって面白いなあ。

Posted by ブクログ

2017/11/19

東大と京大の国語の入試問題に着目し、その題材となった作品やその出題の背景となった世相等について、著者が思いのまま語るエッセイという感じの本。 東大、京大の入試の題材となった様々な文章に触れられたのは興味深かったが、入試という側面からの東大、京大比較という観点(それぞれの大学がどう...

東大と京大の国語の入試問題に着目し、その題材となった作品やその出題の背景となった世相等について、著者が思いのまま語るエッセイという感じの本。 東大、京大の入試の題材となった様々な文章に触れられたのは興味深かったが、入試という側面からの東大、京大比較という観点(それぞれの大学がどういう意図でそのような問題を出しているのか、またその差異はどこからきているのか等)からは掘り下げが足りないような印象を持った。そもそも一切問題を解くということをしておらず、その点でも、同様に国語の入試問題に着目した評論(?)を出されている石原千秋氏の著作などと比べて、少し物足りなさを感じた。入試問題と世相を結びつける分析も、やや牽強付会に感じるところがあった。 入試問題に着目して世相等を分析しようという試み自体は面白いと思うので、その点については著者に敬意を表したい。

Posted by ブクログ

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