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白い衝動
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2017/01/24 |
JAN | 9784062203890 |
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白い衝動
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商品レビュー
3.5
33件のお客様レビュー
スクールカウンセラーをする主人公のもとに、人を殺してみたくなると相談をする高校生が現れる。少し前に学校で起きた山羊の切り付け事件もこの高校生がしたと告白。 時を同じくして、過去に凶悪な犯罪を起こした犯罪者が同じ町に引っ越してくるとの情報が入ってきて、騒動が大きくなり町から追い出し...
スクールカウンセラーをする主人公のもとに、人を殺してみたくなると相談をする高校生が現れる。少し前に学校で起きた山羊の切り付け事件もこの高校生がしたと告白。 時を同じくして、過去に凶悪な犯罪を起こした犯罪者が同じ町に引っ越してくるとの情報が入ってきて、騒動が大きくなり町から追い出していくという流れが巻き起こる。 主人公は人とは違う個性も受け入れるべきとの信条を持っているが、高校生の対応や引っ越してきた犯罪者へ対する思いなど葛藤を抱えながらスクールカウンセラーとして対応していくところに共感を覚えながら読み進めていたら、主人公にも驚きの事実が隠されていることが判明し、最後まで楽しく読むことができる作品であった。
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難しくなりそうな話を一人のスクールカウンセラーの視点から緊張感と不穏さをもって描いている。 異常者への理解と、無理解、偏見の中で露わになるのは「では、お前たちは普通なのか。自分たちと違う存在を見ると団結し、排除しようとするお前たちは普通なのか?」という問いかけである。 とても苦味...
難しくなりそうな話を一人のスクールカウンセラーの視点から緊張感と不穏さをもって描いている。 異常者への理解と、無理解、偏見の中で露わになるのは「では、お前たちは普通なのか。自分たちと違う存在を見ると団結し、排除しようとするお前たちは普通なのか?」という問いかけである。 とても苦味のある展開で興味深い。推理小説としても捻りが効いている。 自分たちと違う存在は異常だ、排除すべきだ、その一方で「多様性大好き!」だのと叫んでいる輩にこの本をそっと渡してやりたい。
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「人を殺してみたい」。小中高一貫校でスクールカウンセラーとして働く奥貫千早のもとを訪れた高1の生徒がこう語る。そして千早の住む町に、連続一家監禁事件を起こした入壱要(しかも彼は過去の関係者!)が暮らしていることが判明する。存在する悪をどう扱うのか、問題提起の一冊!
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