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承認をめぐる病 ちくま文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2016/12/01 |
| JAN | 9784480433954 |

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承認をめぐる病
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商品レビュー
3.5
26件のお客様レビュー
たまには、小説以外の本も読んで頭の体操を・・・そう思って読み始めて、 「厳しかったか・・・っ!!」 と思った一冊。 とは言え、意地になってにょろにょろ読み進めていくと、どうもするすると入ってくるところもある。 なんのことはない、この作品は「いろんなところに寄稿した短編を再...
たまには、小説以外の本も読んで頭の体操を・・・そう思って読み始めて、 「厳しかったか・・・っ!!」 と思った一冊。 とは言え、意地になってにょろにょろ読み進めていくと、どうもするすると入ってくるところもある。 なんのことはない、この作品は「いろんなところに寄稿した短編を再編してまとめたもの」なんですよね。 都度、想定される読み手が変わるから、その難度といか、切り口が変わるのは当たり前。 ちゃんとね、最初のところに著者自身が書いてくれているのに、目の前の文章を読みこなすのに気負ってしまっていて、すっかり忘れてしまってた。 最後まで読むと、ありがたいことに「あとがき」があって、そこに各篇のまとめが140字前後で載っている。 ここまで、上滑りしながらもなんとか読んできて、果たしてこの本はわたしにとってちゃんと「読めた」本なのだろうか・・・とか不安に思っていたけれど、140字にまとまった概要を読むと、ちゃんと内容が思い出されてホッとする。 そして最後に、土井隆義さんによるとても優しい解説があって、「なるほどねぇ」とか思ったりする。 そうして、本を閉じて思う。 よし、これでわたしも、「話題になったガクジュツテキな本を読んだことある人」として、認めてもらえるんだ・・・! わたしの病も、なかなかに深刻だ。 誰かに認められたい と 誰にも認められない自分なんて愛せない は 似ているようで全く異なる。 前者は、誰にでもあるかわいい欲望だ。(とか自分の先ほどの発言を正当化してみる) 後者は、行きすぎれば、きっととても苦しいだろう。 誰に認められなくても、わたしはわたし すっきり割り切れる人は多くはないだろう。 それでも、割り切れない自分を「認める」ことから始めたい。
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斎藤環さんがいろんな媒体に書いた文章をまとめたもので、他の方のレビューの通り一貫して何かを論じている、というわけではないので、まとまりを欠き、理論も深いところまで論じられるわけではないので、物足りないと言えば物足りないし、わかりやすいかと言えばそうでもない本だとは思いました。 冒...
斎藤環さんがいろんな媒体に書いた文章をまとめたもので、他の方のレビューの通り一貫して何かを論じている、というわけではないので、まとまりを欠き、理論も深いところまで論じられるわけではないので、物足りないと言えば物足りないし、わかりやすいかと言えばそうでもない本だとは思いました。 冒頭のエヴァのキャラ三人を統合失調症への症状の現れ方の3パターンに(デフォルメとしても)見立ててみたり、家庭内暴力への臨床的な解決方法など、面白く読むことができました。 特に秋葉原事件の加藤死刑囚についての分析など、そういう見方があったのかと、目から鱗でした。 後半の精神医療についての提言・提案も面白く読めましたが、あまりそちらの方面に詳しくないこともあり、TIPS感覚でサクッと読ませてもらったという感じでした。
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現代の若者にとって、承認が貰えないことは死活問題であるという。居場所を求めてキャラを作り、承認を得ようとする。その居場所づくりが苦手な人は、うつなどの精神病になる。 ここの主張を読んで、人は承認を得ることで人間関係を保とうとする生き物であるんだなと感じた。 また、キャラづくりが得...
現代の若者にとって、承認が貰えないことは死活問題であるという。居場所を求めてキャラを作り、承認を得ようとする。その居場所づくりが苦手な人は、うつなどの精神病になる。 ここの主張を読んで、人は承認を得ることで人間関係を保とうとする生き物であるんだなと感じた。 また、キャラづくりが得意な人と、苦手な人との隔絶が存在するとの記述に注目した。後者の人がキャラを確立できるような居場所づくりが大切だと思う。 そんなこんなで承認に関する話題が章ごとに分けられて述べられている。急にエヴァの話題に入った時はビックリしたが、考察は興味深いものだった。また、終盤の章は、専門的内容で難しかったが、13章のキレやすい人の増加に関する考察は、大変納得できるような内容であった。
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