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骨董通りの幽霊省
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 竹書房 |
| 発売年月日 | 2016/12/01 |
| JAN | 9784801909199 |
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骨董通りの幽霊省
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商品レビュー
3.7
11件のお客様レビュー
『骨董通りの幽霊省』 著者 アレックス・シアラー 訳者 金原 瑞人/西本かおる ちょっと面白そうなタイトルと杉田比呂美さんのイラストが目に留まり、図書館でお借りしました。小学高学年くらいからお薦めかな。ハロウィンにもいいかもしれませんね。(*´ω`*) 久しぶりに読むアレッ...
『骨董通りの幽霊省』 著者 アレックス・シアラー 訳者 金原 瑞人/西本かおる ちょっと面白そうなタイトルと杉田比呂美さんのイラストが目に留まり、図書館でお借りしました。小学高学年くらいからお薦めかな。ハロウィンにもいいかもしれませんね。(*´ω`*) 久しぶりに読むアレックス・シアラーさんの作品で金原瑞人さんの訳の児童書でしたが、こちらは『青空のむこう』のような感動作とは一味違った、ユーモアある謎かけストーリーになっていました。訳者のあとがきを借りると、“不気味さとリアルさがユーモラスにブレンドされていて、いかにもシアラーらしい作品に仕上がっている。”ということですね。 時代の流れに取り残された骨董通りにある、幽霊省の事務所ではちょっと変わった四人の職員(と、猫が一匹)が、まじめに働いています。 幽霊省は1792年にできたイギリスの政府機関で、その目的は調査研究により、幽霊が本当にいるかをつきとめることなのですが、現代まで二百年以上もの間成果を上げられず、とうとう経費削減部のビーストン氏に目をつけられてしまいます。 自らの生活でも「コーヒーショップもジューススタンドも貯蓄の敵だ。わたしは家からサンドイッチを持ってくることで一年に千ポンドは節約している。」という徹底ぶりですから、幽霊省なんて国民の血税の無駄使いだとばかりに廃止にかかります。 これまで平穏な日々を過ごしてきた幽霊省は大慌てで、幽霊を捕まえるために新たに子どものアルバイトを募集します。 さぁ、幽霊省の面々はこの難局を乗り越えることができるのか? 子どもたちの活躍ぶりも、最後まで気になりますね~。 ___そして、本当に幽霊は存在するのか。___ シアラーの仕掛けた、ユーモラスで、ちょっと不気味さもあるストーリーをお楽しみください。
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幽霊省の存続をかけて少年少女は幽霊を探す。 ユーモアとドタバタで物語を展開させながら、最後にキュンとさせる。シアラー真骨頂とも言えるご機嫌な作品。 しかしイギリスの人は幽霊が好きだよねえ。
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骨董通りには幽霊省という役所がある。ある日経費削減部に所属するビーストンは、幽霊省が全く仕事をしておらず、存続する意味はないと判断して、幽霊省を潰そうと画策する。幽霊省で仕事をしている(仕事らしい仕事はしていないが)4人とネコ一匹は、それを阻止しようと幽霊ハンターとして子ども2人...
骨董通りには幽霊省という役所がある。ある日経費削減部に所属するビーストンは、幽霊省が全く仕事をしておらず、存続する意味はないと判断して、幽霊省を潰そうと画策する。幽霊省で仕事をしている(仕事らしい仕事はしていないが)4人とネコ一匹は、それを阻止しようと幽霊ハンターとして子ども2人を雇って、期限までに幽霊を捕まえてくるよう依頼するのだが・・・。 まず、アレックスシアラーさんの、幽霊とはどんなものか、また幽霊を捕獲するにはどうするべきか、などのめちゃめちゃインチキくさい描写が細かくて、ユニークだと思った。考えるの楽しいだろうな。 また、幽霊の正体については最初からなんとなくそうかなと思っていたのが当たったけど、児童書だからやっぱり分かりやすかったと思う。 あと、『青空の向こう』もそうだけど、死というものは人生の単なる通過点のように思えてくる。死んだあとに叶えられる夢があってもいいじゃない。死んだらなくなるって誰が決めたの?って言われているよう。死んだあとの話はシアラーさんの小説以外にあまり読まないので、毎回考え方が新鮮に感じる。 ビーストンと幽霊についての話はなんとも爽快。 え・・・最後、牧師さん・・・?
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