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舞台 講談社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2017/01/13 |
| JAN | 9784062935821 |

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商品レビュー
3.4
242件のお客様レビュー
舞台 著:西 加奈子 初めての海外に選んだのは、亡くなった職業作家の父の思いがこびりついているNY。主人公である29歳の葉太は忌み嫌う亡き父との何かを探し、惹かれるようにその地へ降り立った。 初日からトラブルに巻き込まれる葉太。それどころではないトラブルに巻き込まれ、窮地に追...
舞台 著:西 加奈子 初めての海外に選んだのは、亡くなった職業作家の父の思いがこびりついているNY。主人公である29歳の葉太は忌み嫌う亡き父との何かを探し、惹かれるようにその地へ降り立った。 初日からトラブルに巻き込まれる葉太。それどころではないトラブルに巻き込まれ、窮地に追い込まれる中でこそ辿りつける心境もある。葉太の運命やいかに・・・。 太宰治氏の「人間失格」が大好きな著者。物心ついて頃から作家の父親の影響から自宅にある書籍と共に育っている。いさかいのあった父との関係性と自身の存在の葛藤の中で、日本ではなく、父の何かがあるNYで自分探しを行うことになる。 人間のだらしない分やかっこ悪い部分が著者の独特の視点から没入しながら触れることが出来る。葉太のかっこ悪さはどこかで観たかっこ悪さではなく、自分のかっこ悪さを映しだしていることに気づくのは私以外にも多いはず。 心を描くだけではなく、NYの良さも悪さも空気感が感じられる描写はさすが。
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妙に刺さって一気読みしてしまった。 読み始めて共感性羞恥の一種なのか、ヴーーーと唸り声をあげそうになった。若い頃ならそのまま本を閉じていたかもしれない… でも歳をとると言うのは悪いことではないようで、自分は今はもうその痛さの先に居て昔より格段に生きやすくなったな、なんて素直に喜...
妙に刺さって一気読みしてしまった。 読み始めて共感性羞恥の一種なのか、ヴーーーと唸り声をあげそうになった。若い頃ならそのまま本を閉じていたかもしれない… でも歳をとると言うのは悪いことではないようで、自分は今はもうその痛さの先に居て昔より格段に生きやすくなったな、なんて素直に喜びながら読んだりしていたのだけど。 半分過ぎたあたりから少し様変わりしてきて真顔になっちゃったよね… 自分らしく生きるって結局なんなんだろ。 理想を演じていれば真実になると信じて知らない間にガチガチに固めちゃってた鎧を少しずつ脱いでいくのは途方もなくて勇気のいる作業だけど、柔らかい部分を剥き出しのままでいられるような素直さに憧れているのなら、少しずつ痛みに顔をしかめながらも剥がしていくしかない。 歳をとると麻痺して痛みに気づきにくくなることだし、甘いだけの世界では生きられないことが嫌でもわかってくる。自分を覆う膜の形が、硬くなくても自分を守れるんだと思えるようになる。 自分のまだ知らない広い世界のどこかに、無防備な箇所に触れられても痛みを感じないくらい自分に優しい世界があるんだって信じて剥がしてみてもいいんじゃない?と思った。 自分の生きている世界は舞台なんかじゃなくて、自分はただの誰にも見られていない物語の主人公なんだと思えたなら、その後の人生は最高な気がする。 心は体のおもちゃ。 その意味を吟味して噛み締めながら、ニーチェを少し齧ったりなんかしてまた少し体と心が歳を重ねたらもう一度読みたいと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
最後の、自分の気持ちで景色が変わるの一文が、とても、刺さりました。それをこの小説で書いていたのだと、しっくりも来ました。 主人公の葉太が、セントラルパークで、カバンを盗まれたあたりから、読む手が止まらなく、最後まで一気に読みました。 空腹で食べるご飯はやっぱり美味しいよね。 とか、小説を読みながら色々頭を巡らせました。 海外でパスポートを無くした時の手順とか必要な事とかも、なんとなく学べてそれも良かったのかなぁと思いました。
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