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本を読むひと 新潮クレスト・ブックス
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本を読むひと 新潮クレスト・ブックス

アリス・フェルネ(著者), デュランテクスト冽子(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2016/12/20
JAN 9784105901332

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商品レビュー

3.7

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みんなの感想まとめ
  • ジプシー大家族との交流
  • 本を読む歓び
  • 図書館員の奮闘
  • 心温まる変化
  • パリ郊外の物語
  • 教育と文化理解
  • 貧困と差別の現実
  • 家族の絆の深まり
  • 読書を通じた成長
  • フェミナ賞候補作

テーマは、ジプシーの大家族と図書館員の女性が織りなす心温まる交流です。パリ郊外の荒れ地に住むこの大家族は、長い歴史を持ちながらも貧困と差別に苦しんでいます。そんな中、図書館員のエステールが毎週通い、子どもたちに本を読み聞かせることで、家族の心に変化をもたらしていきます。最初は警戒心を抱いていた家族も、エステールとの関わりを通じて少しずつ心を開き、子どもたちが学校に通う姿や、家族の絆が深まる様子が描かれています。物語は、異なる文化や環境に生きる人々との出会いを通じて、理解と共感を育む大切さを教えてくれます。読者は、エステールの奮闘を通じて得られる感動や、家族の愛情の深さに心を打たれることでしょう。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/07/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 決して読みやすくはなかったけれど、それぞれの登場人物の心情に触れ、自身の経験とも重ねて、とても尊い気持ちにさせられる本だった。  時代とエステールの詳しい生活背景は最後まで不明だったが、読後、この続きの物語にも思いを馳せ、気になったところでもある。  人は生を受け、誰かを愛し、愛され、または裏切られて生活し、死を迎える。 必ず生きられるとは限らない。ある日突然命をなくすこともある。自分で死を迎えようとすることもある。  アンジェリーヌばあさんの生き方や物語を通して、人が生きていくこと、命が繋がっていくことは奇跡的で、とても美しく尊いことだと強く感じた。 また、きれいごとだけではない世界の中で、エステールの慈悲の心が一つの家族の心を温め、エステールの心もまたその家族により癒されていたことに救いがある。そういう経験ができることが、人が生きる意味、素晴らしさなのかもしれない。  子どもたちがエステールに本を読んでもらいワクワクする様子が、子どもの頃の私と重なり共感できた。 〝本〟は想像力を育み、知識を深め、世界を広げたり人生を豊かにしたりする。 それだけではなく、〝誰かに読んでもらった〟という温かい思い出が、その人の優しさになっていくのだと思う。 今、本は私にとっても大切なものの一つと言える。 この物語に共感できた。 知識を得たら〝行動する〟エステールの生き方はステキだ。

Posted by ブクログ

2026/06/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ジプシーに関する描写が豊富だった。「ジプシー家族が本に感動する話」を予想していたが、人間がそう簡単にそれまでの風習や生き方、プライドを捨てることなど出来ないと痛感する。 だが長い時間をかけて少しずつ距離を縮めることは可能というか、それしか方法はないのは誰に対しても共通だ。 本を読み聞かせる人であるエステールが一切説教をしないところが好きだなあ。私だったら教訓めいた本を選んでしまいそう… 物語の力を感じさせてくれる作品だ。

Posted by ブクログ

2024/09/04

本を読むこと、というよりも「物語」が持つ力がいかに素晴らしいかが主軸になっているような気がした。想像の世界を知る、考えることは、現実からの逃避であり、健康な精神で生きていくために必要かもしれない。 また作中で、貧乏一家の中で唯一学校に行く子どもがいるが、なぜあの子のような子どもが...

本を読むこと、というよりも「物語」が持つ力がいかに素晴らしいかが主軸になっているような気がした。想像の世界を知る、考えることは、現実からの逃避であり、健康な精神で生きていくために必要かもしれない。 また作中で、貧乏一家の中で唯一学校に行く子どもがいるが、なぜあの子のような子どもが学校に行く習慣が身につかないのか分かった気がした。学校は確かに学びの場であるが、それは学問だけではなく、「普通」を学ぶ場でもある。つまり、自分が他人と違う点を否応にも意識せざるを得ず、自分が考えるこの差が大きいほど学校に馴染むのにも苦労する。学問の出来ではない。現実はなかなか難しい。

Posted by ブクログ

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