1,800円以上の注文で送料無料

氷結(下) ハーパーBOOKS
  • 中古
  • 書籍
  • 文庫

氷結(下) ハーパーBOOKS

ベルナール・ミニエ(著者), 土居佳代子(訳者)

追加する に追加する

氷結(下) ハーパーBOOKS

定価 ¥957

330 定価より627円(65%)おトク

獲得ポイント3P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ハーパーコリンズ・ジャパン
発売年月日 2016/11/25
JAN 9784596550408

氷結(下)

¥330

商品レビュー

3.7

17件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/07/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

これはやばい。一気読み必至。読み終えずに眠れない! この作品が処女作と聞いたけど、重厚な語り口調やめちゃくちゃ魅力的な登場人物たちに持ってかれまくり。手が止まらない! 犯罪の突飛さととにかく美しい地の文に引っ張られて気がつくと、実は現在軸の殺人はそこまで多くはないんだね。ただ、過去の悲惨な事件もあったし、あとなんといってもところどころ教養のあるエピソードが挟まれて退屈しない。 これはまた、良い読書体験だったよなー! 凍えるような描写、閉塞的な環境、だんだん不安定になる主人公…ある意味全てが筋が通っていて、読み終わって余りの完成度に声が出ちゃった。 うーん、これはまた、作家買い決定。 美しくて切なくて、凍える物語。最高!

Posted by ブクログ

2023/04/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

上巻から少し時間を置いての読了。相変わらずするする読めて感嘆したが、一つ前に読んだミステリのことを思うと、翻訳者のおかげも多分にあるのだろうなあと再認識した。 同シリーズの「姉妹殺し」から読み始めたため、一部人物のネタバレを知ってしまってはいたものの、本筋にはさして影響なし。犯罪グループと語らぬ被害者周りの設定は海外ミステリで割とよく見るステロタイプという感じで、ドラマの「トゥルー・ディテクティブ」なんかを思い出す。真犯人の大富豪は上巻の事情聴取?で出番の尺と人間的魅力を使い切ったようで、その後は容疑もかけられず出番がほぼなかったために、終盤の捕り物シーンはいまいち盛り上がらず、ただの記号的な犯人として処理されてしまった感がある。 などと文句を垂れはしたが不思議と面白く読めた。主人公周りの人物に好感が持てているのが大きいのだとは思う。次の作品をたどっていくのがますます楽しみ。

Posted by ブクログ

2022/02/27

フランス作家のミステリ。舞台は雪と氷に閉ざされた冬のフランス・スペイン国境に横たわるピレネー山脈の山麓の町。標高2000mの水力発電所で、大富豪ロンバールの愛馬が惨殺されて発見された。ここから、ラストまで冷たく、鬱々とした雰囲気で物語が進む。上巻は、サラッと読んだほうがいいのかも...

フランス作家のミステリ。舞台は雪と氷に閉ざされた冬のフランス・スペイン国境に横たわるピレネー山脈の山麓の町。標高2000mの水力発電所で、大富豪ロンバールの愛馬が惨殺されて発見された。ここから、ラストまで冷たく、鬱々とした雰囲気で物語が進む。上巻は、サラッと読んだほうがいいのかも、なかなか話が進展しないように感じたので。 メインのセルヴァス警部を含め、魅力を感じる、ワクワクするような登場人物がなく、逆に悪役の方が魅力的?

Posted by ブクログ