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すえずえ 新潮文庫
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すえずえ 新潮文庫

畠中恵(著者)

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すえずえ 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2016/11/29
JAN 9784101461342

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すえずえ

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商品レビュー

3.8

54件のお客様レビュー

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2026/02/02
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※このレビューにはネタバレを含みます

みんなが将来について考える話。 栄吉には修行中なのに縁談がきて、しかも、その娘には気の強い妹と借金を抱えた男がいて、何やら揉めている。 広徳寺の寛朝さまは、天狗・黒羽坊に頼まれて、小田原で起きた怪事を解決に出向くが、それは片羽を切られて行く末を嘆く黒羽の策略だった。自分を喰っても何も解決しない、と腹をくくり、弟子がいないと嘆く寿真に黒羽を預ける裁きが見事。 これまで、あまり話に出てこない母・おたえは、夫の留守に大阪の商人から長崎屋を契約不履行で店を明け渡せと凄まれるが、怯えるでもなく守り狐たちと対処する。行方知れずの父を探して真相を突き止めるべく、若だんなが大阪に出向く。 仁吉と佐助の千年:身体が弱いで有名な若だんなだったが、大阪に出向き、一財産築いたことが知られて、山のような縁談が持ち込まれる。そんな中、兄や二人はおぎんさまに呼び出されて、今後の生き方について問われる。寿命の違う若だんなと妖は、そもそも一緒に生きるのは難しい。一方、若だんなも見合い相手たちに押しかけられ、平和だった離れの妖たちとの生活が続けられないかもしれないことを思い悩む。仁吉は、もし、若だんなと死別しても、この世で若だんなが生まれ変わるのを待ち続けたい、と告げる。一途だ。 妖たちは、長く寝ついてしまった若だんなを養生させるために、騒ぎをしないでいたことを褒められ、長崎屋裏の長屋に若だんなが建てた一軒家に、妖が暮らせる場を設けてもらうことになる。 妖が見える於りんちゃんは、いつか、大人になって気持ちが変わらなければ祝言を上げることに。 少しずつ、今の妖との暮らしを壊さない生き方が模索されていく。

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2025/12/17

栄吉の来年 寛朝の明日 おたえの、とこしえ 仁吉と佐助の千年 妖達の来月 東海道中しゃばけ旅(みもり) 栄吉の縁談、寛朝と猫又と天狗、おたえと赤酢屋、若だんなと仲人たちと妖怪、貧乏神金次と火鉢と山童

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2025/11/30

しゃばけシリーズ第13弾 時が流れる限り、誰も同じではいられない。 千年以上生きる妖に比べ、人の寿命は短い。ずっと変わらずに一緒にいることは難しい。 それぞれが今後についての決断を迫られる。 今が若旦那と別れる時なのではないかと。 ただ、どれほど良い考えや真っ当な明日を示され...

しゃばけシリーズ第13弾 時が流れる限り、誰も同じではいられない。 千年以上生きる妖に比べ、人の寿命は短い。ずっと変わらずに一緒にいることは難しい。 それぞれが今後についての決断を迫られる。 今が若旦那と別れる時なのではないかと。 ただ、どれほど良い考えや真っ当な明日を示されても、それが進むことができる道とは限らない。その正答に縛られなければならないのか。 悩む仁吉や佐助が出した答えが、なんだか嬉しい。 真に正しい事が一にやるべきこととは限らない。正しい答えではなくやりたい事を決めた。 正誤だけが答えではなく、視野を広げて答えを探すのも大切だなぁとしみじみしました。 ただ、悠長に見える妖達も、それぞれの生きた時間の長さの重みを感じさせられました。 「長き時を生く妖として生まれたら、何としても己の足で立つことを覚えねば、先へ、いや、来年来月さえもいけないのだ」

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