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乱読のセレンディピティ 思いがけないことを発見するための読書術 扶桑社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 扶桑社 |
発売年月日 | 2016/10/01 |
JAN | 9784594075583 |
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乱読のセレンディピティ
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商品レビュー
3.6
90件のお客様レビュー
乱読、読み流し、途中で読了、などをよしとする筆者外山先生の読書観を紹介している。どちらかと エッセイ集に近い。しっかり内容を理解するように読む読み方と乱読とを区別し、つまみ食いでも読んだことを忘れるくらいでもよいんだと言ってくれてるように感じて安心できた。 身銭を切って自分で買っ...
乱読、読み流し、途中で読了、などをよしとする筆者外山先生の読書観を紹介している。どちらかと エッセイ集に近い。しっかり内容を理解するように読む読み方と乱読とを区別し、つまみ食いでも読んだことを忘れるくらいでもよいんだと言ってくれてるように感じて安心できた。 身銭を切って自分で買った本の方が思い入れが強くなる、というのはよくわかる。電子の読み放題・聴き放題の作品よりも、書店で買ってきた本の方が高い星評価をつけがちだし。 ということでまさに乱読で読了ということにした。
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座談会(それに合わせて散歩と雑談の効能)、古典の誕生(作者ではなく読者が作っていく)、朝の良さに関して参考になった。 乱読というテーマに一貫しているわけではないので話がとっ散らかっている印象は受ける。セレンディピティ(思わぬ発見)がメインテーマと考えると様々な場面で発見すること...
座談会(それに合わせて散歩と雑談の効能)、古典の誕生(作者ではなく読者が作っていく)、朝の良さに関して参考になった。 乱読というテーマに一貫しているわけではないので話がとっ散らかっている印象は受ける。セレンディピティ(思わぬ発見)がメインテーマと考えると様々な場面で発見することはあるものだと思う。よく言われる、机上であれこれアイデアを考えても何にも出ない、少し気晴らしに外に出て歩いていたら解決の糸口が見えたみたいなこと。
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外山氏の読書のに関するエッセイ。本は自分のお金で買って読むべき、専門書ばかりを読んでいると専門バカになる、興味のままに何気なく読んだ本がセレンディピティ(=思いがけない発見)を生む、といった主張を、体験談を交えながら説明している。 全体的に話が散らかっていて軸がないという印象だ...
外山氏の読書のに関するエッセイ。本は自分のお金で買って読むべき、専門書ばかりを読んでいると専門バカになる、興味のままに何気なく読んだ本がセレンディピティ(=思いがけない発見)を生む、といった主張を、体験談を交えながら説明している。 全体的に話が散らかっていて軸がないという印象だった。読書術の話から始まったと思えば、自らの教師時代の話や言語学の話などの寄り道をしたうえで、終いには朝散歩の勧めに至る。読み終えて振り返ると、結局何を伝えたかったのだろうかと疑問に感じざるをえない。 また、論理や思考の飛躍が目立ち、私は気に障った。例えば 陸上競技をしていた大学生は、陸上競技をやめると成績が下がり、再び陸上競技を始めると学業成績が上がった → スポーツが忘却を引き起こし学習効果を高めた → 忘却は大事 というものである。確かに運動と学習に相関があるというのが現在の通説だが、脳の活性化やドーパミンの分泌が理由だと考えられていて、忘却が原因だとは考えられていない。むしろ運動は記憶力向上を促すという研究がある。ここでの論理展開は、筆者が自分の主張に都合のよい解釈をしているだけのように感じる。本書でも述べられているとおり、自分で物事を考える力は大切であるが、ある程度知識に基づいて論理展開をしなければ的外れな結論に至る恐れがある。 エッセイとして持論をあれこれ語るのは自由だし、1つの考え方として当然あってよいものだが、このような非論理的・非科学的な内容を真に受けているようでは、読者の程度が知れると私は思う。
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