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浮遊霊ブラジル
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2016/10/20 |
JAN | 9784163905426 |
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浮遊霊ブラジル
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商品レビュー
3.8
72件のお客様レビュー
多くを語ることは無いですが、楽しく読めました。オススメです。 「いじめ」がテーマであろう編が一番心に残りますが、表題作も捨てがたい。 なんともいえない、おかしみと儚さと哀しさ。 うん、好きです。
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どうも、「その人に合った地獄」とか「その人らしい地獄」を提供するというポリシーが、地獄運営側にはあるらしい。そんなになんでもかんでも、叩いたり歩かせたり怒鳴り散らしたりしたところで現世の罪が改められるというわけでもない、という考えのもと、住人はそれぞれにふさわしい地獄タスクをこ...
どうも、「その人に合った地獄」とか「その人らしい地獄」を提供するというポリシーが、地獄運営側にはあるらしい。そんなになんでもかんでも、叩いたり歩かせたり怒鳴り散らしたりしたところで現世の罪が改められるというわけでもない、という考えのもと、住人はそれぞれにふさわしい地獄タスクをこなしながら暮らしている。 (P.71)
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表題作「浮遊霊ブラジル」を含む7つの短編集。 その中にある「給水塔と亀」は、2013年川端康成文学賞受賞作である。 定年を迎え故郷に帰った男の記憶にある製麺所と海に帰ってきたのだ…さぁ、これからここで生きるという覚悟がじんわりと伝わってくる。 「浮遊霊ブラジル」は、海外旅行を...
表題作「浮遊霊ブラジル」を含む7つの短編集。 その中にある「給水塔と亀」は、2013年川端康成文学賞受賞作である。 定年を迎え故郷に帰った男の記憶にある製麺所と海に帰ってきたのだ…さぁ、これからここで生きるという覚悟がじんわりと伝わってくる。 「浮遊霊ブラジル」は、海外旅行を前に急逝した男が未練があったのか、幽霊になり誰か耳に入っては念願の地を目指すという…なんとも突拍子もないが、それでも行きたいという強さには抗えずにいたという、でも楽しいかもしれないと。 他の作品にしてもなんとも意表をつくような感じであり…、だが人間を観察する目は凄いなと。
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