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狼の領域 講談社文庫
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狼の領域 講談社文庫

C.J.ボックス(著者), 野口百合子(訳者)

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狼の領域 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2016/10/14
JAN 9784062935258

狼の領域

¥385

商品レビュー

4.6

14件のお客様レビュー

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2023/02/09

ワイオミング山中、ハンターが仕留めたエルクの肉を抜き取られる事件。狩猟管理人のジョーがパトロールしていると謎の二人組に攻撃される。ずっと山の中で暮らしていて、ジョーは重症。しかし謎の女性に助けられる。数年前にオリンピック代表候補のランナーが山中で消えた。大金持ちの父親が必死になっ...

ワイオミング山中、ハンターが仕留めたエルクの肉を抜き取られる事件。狩猟管理人のジョーがパトロールしていると謎の二人組に攻撃される。ずっと山の中で暮らしていて、ジョーは重症。しかし謎の女性に助けられる。数年前にオリンピック代表候補のランナーが山中で消えた。大金持ちの父親が必死になって探している。 すごく面白かった。ネタも好みだし、表にいる奴らも影に隠れている悪い奴らの造形も良かった。 ※ネタバレ 二人組はミシガンで広い土地を所有する一家の息子。上院議員が無理矢理この土地を接収して、行方不明になってる女性の父親に開発させた。二人組は政府と銃撃戦になり、他の家族は殺された。そして山中に逃亡。ランナーの女性も父親から逃げていた。

Posted by ブクログ

2022/09/20

猟区管理官ジョー・ピケットのシリーズ、10作目。 日本での発行順は「ゼロ以下の死」に続く9作目。 シエラマドレ山脈を望む僻地に単身赴任していたジョー。 この猟区というのは、一人が管理して歩くには途方もない広さで人跡未踏の地まで含むような険しい山岳。 次は地元に戻れるはずなのです...

猟区管理官ジョー・ピケットのシリーズ、10作目。 日本での発行順は「ゼロ以下の死」に続く9作目。 シエラマドレ山脈を望む僻地に単身赴任していたジョー。 この猟区というのは、一人が管理して歩くには途方もない広さで人跡未踏の地まで含むような険しい山岳。 次は地元に戻れるはずなのですが、その最後の巡回で… 真面目なジョーはパトロール中に、違反を犯している不審な男性を見つけて、違反切符を切るが、逆にその兄弟に襲われてしまう。 大怪我を負わされ逃げるジョーを、山中に住んでいるらしい女性が助けてくれた。 人に話してもこの経験が理解されず、改めて見に行ってもそれらしい痕跡がない。 自宅で静養するが心は晴れず、勇を鼓して山へ戻ることに。 かって山中で行方不明になった女性長距離ランナーがいた。 そして、山中で暮らしている人間がほかにもいる…? 双子の兄弟を狙う謎の人物たちも。 上司や都会人とやり合うよりはまだ本来のジョー・ピケットらしいストレートさがありますが、命の危機は半端ない。 そして、盟友ネイトは元特殊部隊工作員、しかもグレーな状況に追い詰められた過去がある。身を潜めて生きていくしかない面を持つため、ジョーとは立場が違うのです。 その難しさ、対立する切なさ。 長女のシェリダンは18歳で大学進学が決まっています。 前作で再会した養女のエイプリルが馴染まないため、妻のメアリーベスは手を焼いていました。 その母ミッシーには次の夫が…? と、家族も少しずつ変化していきます。 あっという間に引き込まれる迫力に大満足。 このシリーズはこうでなくちゃ!

Posted by ブクログ

2021/12/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ジョー・ピケットの物語も、そろそろ安定期…ぶっちゃけマンネリ期に入ろうかという雰囲気が出てきたところで、この問題作を出せるところがこのシリーズの凄いところ。 主人公ジョー・ピケットが完膚なきまでにメッタクタにヤラれてしまう敗北シーンから始まるという不穏な予感。ピケットは今までも決して無敵のツヨツヨヒーロータイプではなく、大権力や経済力をもつ敵役に苦戦したり、大人数の前に孤高の戦いを挑んだりしてたが、今回はそういうんじゃなく、ガチにやってガチに負ける敗北。死にそうな大けがを負い、武装含め装備は全て奪い取られ、愛馬二頭を屠られおまけにその肉を食われてしまう。 ルフィ一味が解散し雌伏の修業期間を過ごした時のような、大敗北、ピケットは身体だけでなく心もボロボロになってしまう。 そのボロボロにされた敵ってのが、今までのような社会悪とか腐った大組織とか経済マフィアとかではなく、社会的弱者。むしろ権力に虐げられた結果、自衛として戦わざるを得なくなり、世捨て人となった双子の兄弟。 相棒ネイトの助力を得て戦ったリベンジマッチには勝利するものの、ネイトはそもそもアウトロー、敵の立場にとことん近い。一方ジョーは役人のはしくれ、真面目で善人とはいえ、権力の側で仕事をする立場、しかも融通が利かない頑固者ときている。 今までは少々の誤差に目を瞑ってきた2人も、ついに価値観の相違から行く道を分かち(お互い連絡をとれるようにしてるとはいえ)エンディングを迎える。 この手の展開があると、物語は大きく動き出す。 これって、ウルトロンで不穏になって、シビルウォーで袂を分かちあった両雄(アイアンマンとキャプテンアメリカ)という状況の間隙を縫って、サノスがやってきた、マーベルアベンジャーズのような展開になるんじゃないか? まだクソバアアはおるし、エイプリルはスネきったままやし、州知事はますますアブラギッシュやし…、ピケットの立場を考えると可哀そうになるけども…読者としてはますます目が離せなくなってきたぞ!

Posted by ブクログ

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