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ヒトラーと物理学者たち 科学が国家に仕えるとき
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ヒトラーと物理学者たち 科学が国家に仕えるとき

フィリップ・ボール(著者), 池内了(訳者), 小畑史哉(訳者)

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ヒトラーと物理学者たち 科学が国家に仕えるとき

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2016/09/01
JAN 9784000058872

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商品レビュー

3

4件のお客様レビュー

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2019/11/23

フィリップ・ボール作ということで読んでみた 科学者だけでなく、1930年代に一般的なドイツの人々がどのような心理状況だったかを掴むことができる 最終的な帰結としてドイツの事例から、現代においても科学進歩への倫理的なアプローチを考察すべき、との主張で、こういった議論に興味がある人に...

フィリップ・ボール作ということで読んでみた 科学者だけでなく、1930年代に一般的なドイツの人々がどのような心理状況だったかを掴むことができる 最終的な帰結としてドイツの事例から、現代においても科学進歩への倫理的なアプローチを考察すべき、との主張で、こういった議論に興味がある人には良いテーマかと思った

Posted by ブクログ

2017/04/17

1933年の公務員法はドイツの物理学者たちに特に難しい状況をもたらすことになった。というのも1933年の時点で彼らの約4分の1は、そしてその大半が非常に優秀であるのだが、公式には非アーリア人だったからだ。この状況は他の科学分野と比べていっそう深刻だった。なぜなら比較的新しい分野で...

1933年の公務員法はドイツの物理学者たちに特に難しい状況をもたらすことになった。というのも1933年の時点で彼らの約4分の1は、そしてその大半が非常に優秀であるのだが、公式には非アーリア人だったからだ。この状況は他の科学分野と比べていっそう深刻だった。なぜなら比較的新しい分野であった物理学は、より保守的で伝統的な学問分野においてユダヤの伝統を持った学問の発展を妨げているというような偏見に悩まされることは少なかったからだ。反ユダヤ法による排除に直面した者には、アインシュタインなどがいた。アインシュタインはヒトラーが政権を奪取した時にはアメリカに滞在しており、もうドイツには戻らないと明言した。

Posted by ブクログ

2017/02/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

プランク、ハイゼンベルク、デバイを中心に…とあるが、それ以外にも実に多くの同時代の科学者が取り上げられている。デバイは前者2人と比べて知名度が低いが、かなりの紙幅を割かれている。ハイゼンベルグにも第11章が丸々割かれているが、プランクについては…筆者はプランクにちょい同情的で、余り責めたくないみたいだ。 戦時下での学者達の道義的責任、は然程珍しいネタではないが、第12章と終章になってやっと筆者の考えが盛られる。前置き長いって。でも最終的にはアシロマ会議まで話を持って行き、コレは過去の話じゃなくて、遺伝子やらAIやらに通じると警鐘を鳴らす。 特に印象に残るのは、ゾンマーフェルトの指導力リーゼ・マイトナーの脱出劇、パウル・ロスバルトの活躍、が生き生きと描かれる第7章から、X線から中性子の発見へと続く第8章。 優秀な頭脳が高潔と結びつくわけではないのは自明だが、しばしばそのように後悔してしまう。むしろ、「政治的に幼稚である」ことは、科学者にとって特段恥ずべきことでは無いとの共通認識がまかり通っているらしいことを再認識すべきか。まぁでも、学者が世俗に振り回されずに、研究に没頭したいと願うのはそれほど悪いことなのか?

Posted by ブクログ

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