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最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2016/09/01 |
| JAN | 9784103502913 |

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最後の秘境 東京藝大
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借りたもの。 一般の大学とはかけ離れた……と言って良いのだろうか?藝大という特殊な環境を面白おかしく描いている。 ……でもそうしないと、彼らの時に血の滲む思いを受け止められない気もした。 見出しにもあるように、才能だけでは入れない、芸術界の東大・藝大。最難関・絵画科の倍率は17...
借りたもの。 一般の大学とはかけ離れた……と言って良いのだろうか?藝大という特殊な環境を面白おかしく描いている。 ……でもそうしないと、彼らの時に血の滲む思いを受け止められない気もした。 見出しにもあるように、才能だけでは入れない、芸術界の東大・藝大。最難関・絵画科の倍率は17.9倍。三浪くらいは当たり前。ある程度の資金力が無いと藝大受験は難しい…… 藝大と一口で言っても、モノづくりの美校と、舞台に立つ音校がある。 この二つを交互に見ていく構成だった。 一般の入試とはかけ離れた入試のエピソードから、入学後のカリキュラム、そして藝祭の話など。 どれもエネルギッシュ。 情熱と人生をかけて何かを表現しようとする人たちの姿。 「なんでそれをするの?」にも話を聞くとロジックがあり、驚きと納得がある(この傾向は正に“現代アート”、私たちが現代を生きている故か) 美校の生徒に、「展示が終わったら作品はどうなるのか」という質問に対して「粗大ゴミです」と即答する生徒たち。 ……やはりそうなのか。 現代アートが、(よほど成功しないと)後世に残すという事に重きを置いていないようなインスタレーション(一過性)作品が多いのもさることながら。 「置き場なくなっちゃいますから」という現実的な問題。 “僕にはよくわからなかった。どうしてそこまでして、作曲家の信条を汲み取る必要があるのだろう?クラシック音楽の場合、ほとんどの作曲家はとっくに死んでしまっているわけだし、現代の人間が好きなように演奏したって別に構わないんじゃないだろうか。(p.115)” これを読んで、「ああ、なるほど」と思った。 この言葉には一理あるが、そうすると次第に当時の雰囲気が失われていく、形骸化したものになりかねないという気がした。そんなものでは、音楽であれば聴衆、美術であれば鑑賞者の心は動かない。世阿弥『風姿花伝』の秘すれば花に通じるものを想う。 それをセンスと言ってしまうこともできるが、それすなわち熟練の技術然り、知識の上で成り立っている。 古典も大事にしている。 伝統芸能とボカロ。今ではもう認知度が高い初音ミクの《千本桜》の三味線演奏など。 そんな藝大生…… 卒業後、アーティストとしてやっていけるのは一握りどころか、ひとつまみ。 社会人になる、就職するは一割で、「進学」と「(行方)不明」が八割になる進路…… 「何年かに一人、天才が出ればいい。他の人はその天才の礎」。 絵が好きな私も、一度は憧れ夢想したが、色んなハードルの高さに尻込みした藝大。 その天才たちの競/共演、饗/狂宴を垣間見せてくれた一冊。
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カオスな側面もあるのでしょうが、もの凄く純粋な人たちが、モノゴトを深く、真剣に考えてる場所だと思いました。羨ましくもあるし、諦めてはいけないと背中を押された感もある。心に灯りをもらえた気がします。
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東京藝大の多くの学生にインタビュー。 なんとなく音校は漫画『のだめカンタービレ』で美校は『ハチミツとクローバー』のイメージ。実際は更に幅広い学科が存在しているもよう。 ピックアップした学生さんが面白い。今では有名な方々もいらっしゃるようです。 「藝祭」楽しそう。
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